スラムダンクコンテストはマック・マクラングが連覇:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2024サタデーナイト

大西玲央 Reo Onishi

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

スラムダンクコンテストはマック・マクラングが連覇:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2024サタデーナイト image

日本時間2月17日(現地16日)からインディアナポリス州インディアナで開催されているNBAオールスター2024、2日目となる18日(現地17日)は3つのイベントが行われるNBAオールスター・サタデーナイトが開催された。

最後のイベントはダンクスキルの芸術点を競い合うスラムダンクコンテスト『AT&Tスラムダンク』。ジェイレン・ブラウン、ハイメ・ハケスJr.、マック・マクラング、ジェイコブ・トッピンが参戦した。

前回王者のマクラングの97.4ポイントと、96.4ポイントを記録したジェイレン・ブラウンが第1ラウンドを突破し、決勝ラウンドへと駒を進めた。

決勝ラウンドではマクラングが2本目で満点50ポイントを記録し、優勝を手にした。これでマクラングは史上5人目となる連覇を達成した。

NBAオールスター・スラムダンクコンテスト スコア

決勝ラウンド

選手 1 2 合計
ジェイレン・ブラウン 48.6 49.2 97.8
マック・マクラング 48.8 50.0 98.8

第1ラウンド

選手 1 2 合計
ジェイレン・ブラウン 48.8 47.6 96.4
ハイメ・ハケスJr. 47.4 46.8 94.2
マック・マクラング 48.0 49.4 97.4
ジェイコブ・トッピン 47.8 47.2 95.0

コンテスト経過・ハイライト

※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記。

12:54 マクラングの2本目は、シャック越しにバックダンク。満点を叩き出し、史上5人目のダンクコンテスト連覇。

12:51 ブラウンの2本目は、マイケル・ジャクソンの手袋をはめ、ドノバン・ミッチェルを飛び越え、左手でダンク。

12:48 マクラングは1本目失敗も、2本目に2人を飛び越える高さのあるダンク。

12:46 ブラウンはテレンス・クラークに捧ぐ360ダンク。

△決勝ラウンド

12:39 ブラウンはテイタムが投げたボールを叩き込むダンク。

12:37 マクラング一発で腕を上下に振り、最後にひねってバックダンク。

12:35 2回目でジェイコブ・トッピンはレッグスルーしながら、360ダンク。

12:33 ハケスJr.は1回転し、ダンク。

12:30 一度失敗も、マック・マクラングは一度手を離して、それを持ち直し、ダンク。

12:28 ジェイレン・ブラウンは腕を上に振り上げ、腕を回しながらダンク。ここまででトップの48.8ポイント。

12:25 ジェイコブ・トッピンは兄オビ・トッピンを飛び越え、豪快なダンクを叩き込む。

12:23 ハイメ・ハケスJr.は1発でシャキール・オニールを飛び越え、振りかぶりながらダンク。47.4ポイントをマーク。

△第1ラウンド


スラムダンクコンテスト2024の概要

スラムダンクコンテストは毎年複数の選手が3ポイントショットの正確さを競う人気イベントだ。オールスターサタデーナイトではスキルズチャレンジと3ポイントコンテストに続いて3番目に行われるイベントとなる。

  • 開催日程:日本時間2024年2月18日日曜(現地17日土曜)
  • イベント開始予定時刻:日本時間10:00~
  • 会場(開催地):ルーカス・オイル・スタジアム(インディアナポリス州インディアナ)

スラムダンクコンテスト2024出場選手一覧

  • ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)
  • ハイメ・ハケスJr.(マイアミ・ヒート)
  • マック・マクラング(オシオーラ・マジック)
  • ジェイコブ・トッピン(ニューヨーク・ニックス)

関連:スラムダンクコンテスト 歴代優勝者リスト

スラムダンクコンテスト2024審査員一覧

  • ダーネル・ヒルマン
  • フレッド・ジョーンズ
  • ギャリー・ペイトン
  • ミッチ・リッチモンド
  • ドミニク・ウィルキンズ

スラムダンクコンテストのルール・フォーマット

スラムダンクコンテストは2ラウンドが行われ、5人の審査委員が40~50のスコアで評価をする。5人の審査員の出した数値の平均がダンクのスコアとなる。

各ダンクには1分30秒の時間制限が設けられ、3回まで試投することができる。

第1ラウンドでは、4人の選手が2本ずつのダンクを披露する。最も合計ポイントの高かった2選手が決勝ラウンドに進出する。

決勝ラウンドでは、それぞれが2本のダンクを披露。合計ポイントの高かった方が優勝となる。

同点だった場合は、もう1本ダンクを披露し、ポイントを競う。それでも同点だった場合は、審査員が協議した上で優勝者が決まる。

大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

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京都府生まれ、立命館大学卒。The Sporting Newsのアシスタントエディター。大学在学中は、ファッションに携わり、Levi'sやセレクトショップでスタッフとしてキャリアをスタート。大学卒業後に上京し、ファッションとカルチャーを結びつけた記事を執筆。バスケ未経験ながら、2015年にカリーのプレーに魅了され、NBA観戦が大好きになる。