スキルズチャレンジは地元のチーム・ペイサーズが優勝:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2024サタデーナイト

大西玲央 Reo Onishi

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

スキルズチャレンジは地元のチーム・ペイサーズが優勝:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2024サタデーナイト image

日本時間2月17日(現地16日)からインディアナポリス州インディアナで開催されているNBAオールスター2024、2日目となる18日(現地17日)は3つのイベントが行われるNBAオールスター・サタデーナイトが開催された。

サタデーナイト最初のイベントは、シュート、パス、ドリブルなどバスケットボールにおいて必要なスキルを競い合うKiaスキルズチャレンジだ。

今年はチーム・オールスターズ、チーム・ペイサーズ、チーム・トップピックスが参戦。

ラウンド1のリレー対決ではチーム・ペイサーズが最速タイムを記録し、100チャレンジポイントを獲得。続くラウンド2のパス対決でもチーム・ペイサーズがチーム・オールスターズとのタイブレイクを制し、100チャレンジポイントを獲得した。

最後のシューティング対決は、チーム・オールスターズが33ポイントを記録し、200チャレンジポイント獲得で、チーム・ペイサーズと並ぶ。タイブレイクのハーフコートショットでは、チーム・ペイサーズが勝利し、スキルズチャレンジを優勝した。これで地元チームが3年連続の優勝となった。

NBAオールスター・スキルズチャレンジ スコア

チーム チャレンジポイント
チーム・トップピックス 0
チーム・ペイサーズ 200
チーム・オールスターズ 200

優勝:チーム・ペイサーズ

コンテスト経過・ハイライト

※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記。

10:58 チーム・ペイサーズのハリバートンが制限時間内に成功させ、スキルズチャレンジ優勝を決めた。

10:57 チーム・オールスターズはなかなか決めることができず、58.8秒でマクシーが成功させる。

△タイブレイク — ハーフコートショット

10:54 チーム・ペイサーズのスコアは11ポイントで、チーム・オールスターズが200チャレンジポイント獲得。これでハーフコートショットでの対決となる。

10:52 チーム・トップピックスのスコアは19ポイント。

10:51 チーム・オールスターズのスコアは33ポイント。

△ラウンド3 — チームシューティング

10:42 チーム・ペイサーズは高得点狙いの戦略で92ポイント獲得し、チーム・ペイサーズがさらに100チャレンジポイントを獲得。

10:41 チーム・オールスターズはうまくローテーションを回し、90ポイントをマーク。

10:40 タイブレイク突入。

10:38 チーム・ペイサーズの得点は74ポイントでチーム・オールスターと並ぶ。

10:36 チーム・トップピックスの得点は58ポイント。これでチーム・ペイサーズは74ポイントを超えれば、チャレンジポイントを獲得する。

10:34 チーム・オールスターの得点は74ポイント。

△ラウンド2 — チームパス

10:29 チーム・ペイサーズのタイムがチーム・オールスターのタイムを上回り、チームリレーを制す。チーム・ペイサーズが100チャレンジポイントを獲得。

10:26 チーム・トップピックスはエドワーズがコーナーの3Pを3本外し、失格。

10:25 チーム・オールスターのタイムは1分18秒。

△ラウンド1 — チームリレー

10:17 チーム・ペイサーズ(ハリバートン、マサリン、ターナー)が登場。

10:16 チーム・トップピックス(バンケロ、エドワーズ、ウェンバンヤマ)が登場。

10:15 チーム・オールスター(バーンズ、マクシー、ヤング)が登場。

△コンテスト前


スキルズチャレンジ2024の概要

スキルズチャレンジは、3チームに分かれた選手たちが、ドリブル、パス、ショットなどの能力を競うイベントだ。オールスターサタデーナイトでは1番目に行われるイベントとなる。

  • 開催日程:日本時間2024年2月18日日曜(現地17日土曜)
  • イベント開始予定時刻:日本時間10:00~
  • 会場(開催地):ルーカス・オイル・スタジアム(インディアナポリス州インディアナ)

スキルズチャレンジ2024出場選手一覧

チーム・トップピックス

  • パオロ・バンケロ(オーランド・マジック)
  • アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
  • ビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)

チーム・ペイサーズ

  • タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
  • ベネディクト・マサリン(インディアナ・ペイサーズ)
  • マイルズ・ターナー(インディアナ・ペイサーズ)

チーム・オールスターズ

  • スコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)
  • タイリース・マクシー(フィラデルフィア・76ers)
  • トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)

関連:スキルズチャレンジ 歴代優勝者リスト

スキルズチャレンジのフォーマット

スキルズチャレンジは3選手による3チームが、3ラウンドをかけて競い合う。3ラウンドで最も多くチャレンジポイントを獲得したチームが優勝する。同点の場合は、ハーフコートショットでのタイブレイカーが行われる。

ラウンド1 — チームリレー

第1ラウンドはパス、ドリブル、様々なシュートが組み込まれた5つのスキルに順番に挑戦していくコースを、各チームの3選手がリレーする。

ラウンド1で最多ポイントを記録したチームに、100チャレンジポイントが与えられる。

ラウンド2 — チームパス

第2ラウンドは30秒間で2、4、6ポイントに設定された3つの的にパスを通すチャレンジ。3選手が同時に挑み、入れ替わりながら各スポットから的を狙う。

ラウンド2で最多ポイントを記録したチームに、100チャレンジポイントが与えられる。

ラウンド3 — チームシューティング

各チームの全選手が参加し、それぞれポイントが異なる5つのスポットからショットを放ち、30秒という制限時間内での合計ポイントを競う。シュートするスポットは選択できるが、連続して同じ場所からシュートすることはできず、それぞれ成功時のポイントが異なる。

ラウンド3で最速タイムを記録したチームに、200チャレンジポイントが与えられる。

大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

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京都府生まれ、立命館大学卒。The Sporting Newsのアシスタントエディター。大学在学中は、ファッションに携わり、Levi'sやセレクトショップでスタッフとしてキャリアをスタート。大学卒業後に上京し、ファッションとカルチャーを結びつけた記事を執筆。バスケ未経験ながら、2015年にカリーのプレーに魅了され、NBA観戦が大好きになる。