スラムダンクコンテストは満点を連発したマック・マクラングが優勝:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2023サタデーナイト

大西玲央 Reo Onishi

スラムダンクコンテストは満点を連発したマック・マクラングが優勝:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2023サタデーナイト image

日本時間2月18日(現地17日)からユタ州ソルトレイクシティで開催されているNBAオールスター2023、2日目となる19日(現地18日)は3つのイベントが行われるNBAオールスター・サタデーナイトが開催された。

最後のイベントはダンクスキルの芸術点を競い合うスラムダンクコンテスト『AT&Tスラムダンク』。トレイ・マーフィー三世、ジェリコ・シムズ、KJ・マーティンJr.、マック・マクラングが参戦した。

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1本目で50点満点を叩き出したマクラングの99.8ポイントと、96.0ポイントを記録したマーフィー三世が第1ラウンドを突破し、決勝ラウンドへと駒を進めた。

決勝ラウンドではマクラングが2本とも満点50ポイントを記録し、優勝を手にした。

NBAオールスター・スラムダンクコンテスト スコア

優勝:マック・マクラング

決勝ララウンド

選手 1 2 合計
トレイ・マーフィー三世 48.8 49.2 98.0
マック・マクラング 50.0 50.0 100.0

第1ラウンド

選手 1 2 合計
トレイ・マーフィー三世 46.6 49.4 96.0
ジェリコ・シムズ 47.6 47.8 95.4
KJ・マーティンJr. 46.0 47.2 93.2
マック・マクラング 50.0 49.8 99.8

決勝ラウンド

選手たちの反応も最高でした。

12:27 - 高校のジャージーを着用したマクラング、飛びながら1回転半を見せ、背面ツーハンドダンクを叩き込み、このひ3本目となる満点50ポイント!

12:26 - マーフィー三世の2本目は回転しながら、腕を長く伸ばした状態でダンクを決めた。49.2ポイント。

12:24 - 後攻はマクラング。立った状態で頭上にボールを持った人を飛び越えながら、ダブルクラッチを入れてリバースダンクを叩き込む。満点50ポイント!

12:22 - 先攻はマーフィー三世。股を通してから高く上に放ったボールを空中でキャッチし、ウィンドミルダンクを決めた。48.8ポイント。

12:17 - 第1ラウンドで99.8ポイントを記録したマクラングと、96.0ポイントを記録したマーフィー三世が決勝ラウンドに進出。

第1ラウンド

12:15 - 最後は1本目で50ポイントを獲得したマクラング。回転しながら足をツイストさせるダンクを叩き込む。49.8ポイント。

12:13 - 3人目はシムズ。ビンス・カーターを彷彿とさせる、片腕をリングの中に突き刺すダンクを決め、ネットにクリップで挟まれた封筒をキャッチ。中には50ポイントと書かれていた。47.8ポイント。

12:10 - 2本目2番手はマーフィー三世。両手でボールを頭の後ろまで持っていた後に、一度下げて、回転しながら決める難易度の高いダンクを決めた。49.4ポイント。

12:08 - ここから2本目。まずは1本目のポイントが最も低かったマーティンJr.。父のケニオン・マーティンが登場。父のバックボード越しのパスを空中で受け、背面ツーハンドダンクを決めた。47.2ポイント。

12:00 - 4番手はマック・マクラング。肩車した人がもった2人を飛び越えながらボールを受け取り、バックボードに一度当ててから背面ツーハンドダンクを叩き込んだ。満点50ポイント!

11:58 - 3番手はKJ・マーティンJr.。ゴール下に立ったジェイショーン・テイトのパスを受け、リバースダンクを決めた。46.0ポイント。

11:55 - 2番手はジェリコ・シムズ。バックボードにボールを当て、自らキャッチしながらツーハンドダンクを叩き込み、リングを覗き込む形で両腕をリングに突き刺した。47.6ポイント。

11:53 - トップバッターはトレイ・マーフィー三世。観客を盛り上げている最中に、ペリカンズのチームメイトであるホセ・アルバラードが客席から飛び出しボールをスティール。そのままバックボード越しのパスをだし、マーフィーが360度回転ダンクを叩き込んだ。46.6ポイント。

開始前

11:47 - スラムダンクコンテストのトロフィーにジュリアス・アービングの名前が冠されることが発表される。

NBAオールスター・スラムダンクコンテスト イベント情報

  • 日時:日本時間2月19日午前10時~
  • 会場:ビビント・アリーナ(ユタ州ソルトレイクシティ)
  • 配信:NBA Rakuten

NBAオールスター・スラムダンクコンテストは、日本時間2月19日10時から開催されるNBAオールスター・サタデーナイトの最終イベントだ。スキルズチャレンジ、3ポイントコンテスト、スラムダンクコンテストの順で行われる。

NBAオールスター・スラムダンクコンテスト 出場選手

出場選手

  • KJ・マーティン(ヒューストン・ロケッツ)
  • マック・マクラング(フィラデルフィア・76ers)
  • トレイ・マーフィー三世(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
  • ジェリコ・シムズ(ニューヨーク・ニックス)

審査員

  • ジャマール・クロフォード
  • リサ・レスリー
  • カール・マローン
  • ハロルド・マイナー
  • ドミニク・ウィルキンズ

NBAオールスター・スラムダンクコンテスト フォーマット

スラムダンクコンテストは2ラウンドが行われ、5人の審査委員が6~10のスコアで評価をする。1つのダンクに対して最高50ポイント、最低30ポイントが与えられる。

第1ラウンドでは、4人の選手が2本ずつのダンクを披露する。最も合計ポイントの高かった2選手が決勝ラウンドに進出する。

決勝ラウンドでは、それぞれが2本のダンクを披露。合計ポイントの高かった方が優勝となる。

同点だった場合は、もう1本ダンクを披露し、ポイントを競う。それでも同点だった場合は、審査員が協議した上で優勝者が決まる。


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大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。