スキルズチャレンジは地元のチーム・ジャズが優勝:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2023サタデーナイト

大西玲央 Reo Onishi

スキルズチャレンジは地元のチーム・ジャズが優勝:結果・ハイライト・ルール|NBAオールスター2023サタデーナイト image

日本時間2月18日(現地17日)からユタ州ソルトレイクシティで開催されているNBAオールスター2023、2日目となる19日(現地18日)は3つのイベントが行われるNBAオールスター・サタデーナイトが開催される。

サタデーナイト最初のイベントは、シュート、パス、ドリブルなどバスケットボールにおいて必要なスキルを競い合うKiaスキルズチャレンジだ。

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今年はチーム・アデトクンボ、チーム・ジャズ、チーム・ルーキーが参戦。チーム・アデトクンボはヤニス・アデトクンボが負傷欠場となり、代わりにチームメイトのドリュー・ホリデーが出場した。

ラウンド1のリレー対決ではチーム・ルーキーが最速タイムとなる1分14秒を記録し、100チャレンジポイントを獲得。続くラウンド2のパス対決ではチーム・ジャズが88ポイントを記録し、100チャレンジポイントを獲得した。

最後のシューティング対決は、各チームなかなかショットを決められない低スコアな対決となったが、最後に出場したチーム・ジャズが13ポイントを獲得し、総合チャレンジポイントを300とし、スキルズチャレンジを優勝した。

NBAオールスター・スキルズチャレンジ スコア

チーム チャレンジ
ポイント
チーム・アデトクンボ 0
チーム・ジャズ 300
チーム・ルーキー 100

優勝:チーム・ジャズ

ラウンド3 シュート

10:48 - チーム・ジャズは13ポイントを獲得し、200チャレンジポイントを獲得、スキルズチャレンジ優勝を決めた。

10:44 - チーム・ルーキーは1本目をなかなか決めることができず、成功1本の3ポイントに終わった。

10:44 - チーム・アデトクンボはなかなかディープ3Pが決まらず流れに乗ることができず、スコアは8ポイント。

10:38 - 予選最後のラウンドはチームシューティングで、勝利チームには200ポイントが与えられるため、まだ全チームに優勝のチャンスが残っている。

ラウンド2 パス

10:37 - チーム・ジャズが88のスコアでラウンド2を制する。チーム・ジャズに100チャレンジポイント

10:35 - チーム・ルーキーのスコアは78。解説のドレイモンド・グリーンは「バウンスパスのフォームが悪い」と苦言。

10:34 - チーム・アデトクンボのスコアは84。

10:33 - 続くラウンド2はパス対決で、動くターゲットに向かってできるだけパスを通すのだが、真ん中のターゲットが動かないトラブル発生。

ラウンド1 リレー

10:28 - チーム・ジャズはチーム・ルーキーのタイム内に完了できず、チーム・ルーキーが100ポイントを獲得

10:25 - チーム・ルーキーのタイムは1分14秒、このタイムが続くチーム・ジャズにとってのターゲットタイムとなる。

10:23 - チーム・ヤニスのタイムは1分23秒。

開始前

練習するジャズのメンバー。

アデトクンボ兄弟と、サタデーナイトのウェルカムMCを務めるマイケル・B・ジョーダン

スキルズチャレンジに向けて準備万端なサナシス・アデトクンボ。

チーム・ジャズ、なぜかいないウォーカー・ケスラー。

NBAオールスター・スキルズチャレンジ イベント情報

  • 日時:日本時間2月19日午前10時~
  • 会場:ビビント・アリーナ(ユタ州ソルトレイクシティ)
  • 配信:NBA Rakuten

NBAオールスター・スキルズチャレンジは、日本時間2月19日10時から開催されるNBAオールスター・サタデーナイトの最初のイベントだ。スキルズチャレンジ、3ポイントコンテスト、スラムダンクコンテストの順で行われる。

NBAオールスター・スキルズチャレンジ 出場者

チーム・アデトクンボ

  • アレックス・アデトクンボ
  • サナシス・アデトクンボ
  • ドリュー・ホリデー *

* 負傷欠場であるヤニス・アデトクンボの代替選手

チーム・ジャズ

  • ジョーダン・クラークソン
  • ウォーカー・ケスラー
  • コリン・セクストン

チーム・ルーキー

  • パオロ・バンケロ
  • ジェイデン・アイビー
  • ジャバリ・スミスJr.

NBAオールスター・スキルズチャレンジ フォーマット

スキルズチャレンジは昨年導入された新フォーマットを今年も採用。3選手による3チームが、3ラウンドをかけて競い合う。3ラウンドで最も多くチャレンジポイントを獲得したチームが優勝する。

ラウンド1 — チームリレー

第3ラウンドはパス、ドリブル、様々なシュートが組み込まれた5つのスキルに順番に挑戦していくコースを、各チームの3選手がリレーする。

ラウンド1で最多ポイントを記録したチームに、100チャレンジポイントが与えられる。

ラウンド2 — チームパス

第2ラウンドは30秒間で2、4、6ポイントに設定された3つの的にパスを通すチャレンジ。3選手が同時に挑み、入れ替わりながら各スポットから的を狙う。

ラウンド2で最多ポイントを記録したチームに、100チャレンジポイントが与えられる。

ラウンド3 — チームシューティング

各チームの全選手が参加し、それぞれポイントが異なる5つのスポットからショットを放ち、30秒という制限時間内での合計ポイントを競う。シュートするスポットは選択できるが、連続して同じ場所からシュートすることはできず、それぞれ成功時のポイントが異なる。

ラウンド3で最速タイムを記録したチームに、200チャレンジポイントが与えられる。


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大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。