NBA通算2000得点に到達した八村塁「今後もいろいろと記録を残していけたら」|76ers戦後一問一答(11月3日/現地2日)

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杉浦大介 Daisuke Sugiura

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11月3日(現地時間2日)にウェルズ・ファーゴ・センター(ペンシルバニア州フィラデルフィア)で行われたフィラデルフィア・76ers戦に途中出場したワシントン・ウィザーズ八村塁が、試合後に日本メディアの取材に応じた。

この試合で10得点、10リバウンドのダブルダブルを達成した八村は、NBA通算2000得点も達成。チームも121-111で勝利し、連敗を3で止めた。

ウィザーズは次戦、11月5日(土)午前8時(現地4日)にワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツと対戦する。

以下、試合後の一問一答抜粋(質問は要約)。

この勝利は絶対に必要でした

――敵地で強豪76ersに貴重な勝利をあげた。

八村:3連敗していたので、この勝利は絶対に必要でした。今回、勝ててよかったです。

――今日はチーム内で6人が二桁得点。いろんな選手が貢献できるのがウィザーズの強みと話していたが、一丸となっての勝利だったのでは。

八村:そうですね、オフェンスもそうですけど、ディフェンスの部分で今日は僕たちはしっかりできたと思うので、それが勝因になりました。これを続けていきたいですね。

――個人としても得点だけでなく、リバウンド、アシストでも貢献した。

八村:良かったと思いますね。簡単なシュートを何回か落としたんですけど、そういうシュートはこれからは普通に入ると思います。得点を取って、リバウンドも取って、アシストしたり、しっかりやっていきたいと思います。

リバウンドは積極的に、アグレッシブにできている

――10得点に加え、今季最多の10リバウンドでダブルダブル。最近はリバウンドの数が増えている。

八村:リバウンドは積極的に、アグレッシブにできていると思います。そこは意識しながらやっているのは確かです。

――最終クォーターはフルに出場し続け、プレイタイムはシーズンハイ。

八村:(体力的には)それは大丈夫です。久しぶりに勝っている試合でずっと最後の最後までプレイしました。僕は昔からの経験で、(その時間帯のプレイが)どれだけ大事かっていうのはわかっていたので、そこはよかったと思います。

次につながるというのはすごく大事なこと

――NBA通算2000得点を突破した。

八村:あ、そうなんですか?(数字を)意識しているわけではないですけれど、今まで4年間やってきて、僕もNBAに名前を刻むでもないですけど、今後もそうやっていろいろと記録も残していければいいなと思います。

――次の試合では渡邊雄太選手が属するブルックリン・ネッツと対戦する。渡邊選手は昨日、『僕と塁が一緒にNBA でやれているっていうのは日本のバスケットボール界にとってすごい大きいこと』と話していたが、それを聞いて思うことは。

八村:もちろん彼が言った通りだと思います。僕たちは今、NBAでやっていて、小さい子供たちが観てくれたりとかで次につながるというのはすごく大事なこと。そういうことはこれからも意識してやっていきたいなと思います。

――渡邊選手と会うのは久々なのか。

八村:久しぶりかもしれないですね。1年くらい会ってないですかね。いや、半年くらいですかね。

取材・一問一答構成:杉浦大介

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ

杉浦大介 Daisuke Sugiura

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東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、ボクシングを中心に精力的に取材活動を行う。『日本経済新聞』『スポーツニッポン』『スポーツナビ』『スポルティーバ』『Number』『スポーツ・コミュニケーションズ』『スラッガー』『ダンクシュート』『ボクシングマガジン』等の多数の媒体に記事、コラムを寄稿している。