NBA殿堂入りのグラント・ヒル、全盛期はコービー&レブロン並み?

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9月7日、NBAの殿堂入りセレモニーが行われる。バスケットボールに貢献した偉大な選手やコーチ、エグゼクティブをたたえる舞台だ。『NBA.com』のスタッフは今週、2018年の殿堂入りメンバーのキャリアを紐解いている。

『NBA.com』のマイカ・アダムズ記者が取り上げたのは、負傷の歴史で忘れ去られがちなグラント・ヒルの全盛期だ。アダムズ記者は、全盛期のヒルがバスケットボールの歴史に残る偉人たちにも並ぶほどだったと主張している。

ヒルはコービー(・ブライアント)のように生産的だった。スコアラーとしては違うかもしれないが、全体的な価値という点では、かなり短い期間ではあったが、全盛期はブライアントに並ぶ数字だ。ヒルに関する議論の多くが、彼の全盛期やブライアントの時代ですらまだ一般的でなかった基準を受け入れることを中心に進んでいたことを考えれば、一部の人にとってサプライズかもしれないのは理解できる。

比較はこれで終わらない。アダムズ記者は、キャリア序盤のヒルが、バスケットボール史上最も偉大だったとみなされるかもしれない別の選手と並ぶほどだったと主張している。レブロン・ジェームズのことだ。

ヒルはチームの主要スコアラーとして貢献し、最初の6シーズンはつねにデトロイト・ピストンズで最多得点を記録していた。ピストンズでのラストシーズンには、1試合平均25.8得点と最高成績を残している。チーム最多得点とアシストを記録してチームを背負っていたのだ。とても聞き覚えのあることではないだろうか。

また、ヒルは『NBA.com』のセコウ・スミス記者に、殿堂入りについてこう話している。

「殿堂入りは非常に自分を正当化してくれるものであり、自分がいかにそれを、そうやって認めてもらうことを必要としていたかを認識していなかった。1990年代を振り返り、当時の自分が何をしていたかを考えたりはしないんだ。覚えているのは終わりのほう。つらい時期や苦労を覚えている」

ケガの歴史や、それがなければ何ができたのかという疑問にもかかわらず、ヒルが殿堂入りにふさわしいことは確かだ。

原文:Basketball Hall of Fame 2018: Just how good was peak Grant Hill? (抄訳)
翻訳:Hiroaki Nakamura


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