大人気NBAバスケットボール・ゲームの最新作『NBA 2K20』の発売を翌日に控えた現地9月5日、ロサンゼルスで盛大なリリース・イベントが開催された。
この日の会場には、NBA 2K20の通常盤のカバー・アスリートになったアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)や、レジェンド・エディションのカバー・アスリートのドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒート)をはじめ、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)や、WNBAのブリアナ・スチュワート(シアトル・ストーム)らバスケットボール界のスーパースターたちがレッドカーペットを通って次々と来場し、発売直前のゲームの感触を確かめていた。
会場内には多数の試遊機が設置されていたほか、ゲーム内で「MyPLAYER」が着用することができるシューズや宝飾品の実物も展示された。NBA選手やアリーナだけでなく、こういったシューズなどのアイテムもゲーム内で忠実に再現しているのがNBA 2Kシリーズの特徴だが、今作ではさらにリアルさを増している印象を受けた。各選手の独特な動きや、相手選手と接触した際の挙動なども今まで以上にリアルに表現されており、プレイヤー以外の選手によるオフボールの動き(人工知能)も進化している。
また、前作までと同様にNBA 2K20のサウンド・トラックも魅力溢れる曲がラインナップされている。この日のイベントも複数のDJやミュージシャンによるパフォーマンスで盛り上がったが、NBA 2K20では今後も収録楽曲を随時追加していくのはもちろん、ゲーム内でライブコンサートを開催するなど音楽の面にも引き続き力を入れていく予定だ。
ちなみに、自身もミュージシャンとして3枚のアルバムをリリースしているリラードに「3rdアルバム『Big D.O.L.L.A.』の曲をNBA 2K20のサウンド・トラックに入れるとしたら、どの曲を選びますか?」と質問すると、「『Money Ball』と『Dre Grant』を選ぶよ」という答えが返ってきた。今後、これらの曲が『NBA 2K20』のサウンド・トラックに追加されるかどうかにも注目だ。
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さらに今作で忘れてはならないのは、シリーズで初めてWNBAもプレイできるようになった点だ。NBA 2K20にはWNBAの全12チームが収録されており、プレイヤーは「クイック・マッチ・モード」と「シーズン・モード」でWNBAの世界を堪能できる。会場では、昨シーズンのWNBAでMVPを受賞したスチュワートがさっそく、自らが所属するストームでゲームを楽しんでいた。
このほか、「MyCAREER」や「MyTEAM」、「ネイバーフッド」といったモードもかなりパワーアップしているので、ぜひ実際に『NBA 2K20』をプレイして、その進化を確認してもらいたい。
『NBA 2K20』は、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch、Windows PCで絶賛発売中だ。