NBAドラフト2018:知っておくべき注目の選手12人

Thomas Lott

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NBAドラフトは現地6月21日午後7時に開催される。

アリゾナ大のディアンドレ・エイトンは自分がサンズから全体1位指名されることが分かっていると豪語するが、今回のドラフトの注目選手は他にも大勢いる。

とはいえ、やはり今回挙げる12人の名前で最初に登場するのはエイトンだ。

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NBAドラフト注目の12人

ディアンドレ・エイトン(センター、アリゾナ大)

エイトンの名は、アリゾナ大ワイルドキャッツ入団の経緯が議論の的となったことで世に知れ渡ったが、彼が人々の記憶に残るのはそのプレーが優れているからに他ならない。エイトンは213センチ、110キロの体格でゴール下を守り、高いシュート力で相手を引きつけることもできる。今回のドラフトのトッププロスペクトだ。

マービン・バグリー3世(パワーフォワード、デューク大)

クラス・オブ・2018(2018年に高校を卒業する学年)で全米ナンバーワンだった彼は本来高校3年生の歳だが、進級が早まり、カレッジバスケットボールでも最強のカンファレンスの一つ、ACCで圧倒的な活躍を見せた。細身のシューターだがリバウンドも得意としている。彼のシュート力はデュークでの1年間で大きく改善した。

ルカ・ドンチッチ(ポイントガード、スロベニア、レアル・マドリード)

フェニックス・サンズがスロベニア代表チームの彼のコーチと契約したことで全体1位指名のダークホースとなっているドンチッチは、スモールフォワード並みのサイズでありながら、ポイントガードとしてのパス能力を持つ。決して他を圧倒するほど素早い選手ではないが、バスケのセンスがずば抜けており、シュート力も高いため、止めるのが非常に難しいポイントガードだ。

ジャレン・ジャクソン・ジュニア(パワーフォワード、ミシガン州立大)

今回のドラフトで最も若い選手の一人(彼は9月に19歳になる)のジャクソンは、全米最強チームの一つであるミシガン州立大のチームメート、マイルス・ブリッジスの存在をかすませたほどの選手だ。両腕を伸ばすと224センチのリーチでゴール下を守る彼は、相手を引きつけることもできる。

モー・バンバ(センター、テキサス大)

バンバはNBAコンバインでウイングスパンの記録を作った(244センチ)。彼は今回のドラフトで誰よりも高い所に手が届くかもしれない。ジャクソンやエイトンのように相手ディフェンスを引きつけ、リングを守ることができる。もっと体を作れば、荒々しいNBAのペイントエリアで力を発揮するだろう。

マイケル・ポーター(パワーフォワード、ミズーリ大)

一度は全体1位指名候補になると見られていたが、ポーターのミズーリ大での1シーズンはケガによって軌道を外れた。しかし、彼が健康でベストの時は、そのサイズと身体能力、そして自らシュートを生み出す能力で、ケビン・デュラントと比較される。

ウェンデル・カーター・ジュニア(センター、デューク大)

デューク大のツインタワーの二人目。カーターは、インサイドで相手をねじ伏せることができ、ゴール下の動きの種類も豊富な真のセンター・プレーヤーだ。堅実な守備を見せながら、アウトサイドのシュート力もある。

マイカル・ブリッジス(スモールフォワード、ビラノバ大)

腕の長い、ディフェンス力のあるスモールフォワードで、ジェイ・ライトヘッドコーチ率いるチームのトレードマークとなった卓越したシュート力を有するブリッジスは、NBAのチームに入ってもすぐに適応できるであろう、賢くて成熟した選手だ。

グレイソン・アレン(ポイントガード、デューク大)

今回のドラフトで最も評価が分かれる選手かもしれない。1年生のシーズンを終えた後、1巡目指名候補と見られていたが、結局デューク大に4年間とどまった。シュート力も身体能力も高く、ディフェンスも堅実だが、ベンチで癇癪を起こしたり、試合中に相手選手の足を何度も引っかけて出場停止処分を受けたりすることが見受けられた。

トレー・ヤング(ポイントガード、オクラホマ大)

ステフィン・カリーと比較されることもあるヤング。11月、1試合22アシストというNCAAトップの記録を樹立するなど、いきなりの大活躍でシーズンをスタートした。しかしシーズンが進み、相手が厳しくなるにつれて衰えや疲れが見えたことは、NBAの長いシーズンでは懸念材料となる。とはいえ、少なくともパワーが残っている間は、カレッジバスケットボールで彼ほど優れたスリーポイントシューターはいない。

ハミドゥ・ディアロ(シューティングガード、ケンタッキー大)

昨年彼は、並はずれた測定値(例えば、垂直跳び113センチ)が注目され、カレッジで1分たりともプレーしたことがないにもかかわらず、ドラフト指名を受ける最初の選手になるのではと思われていた。しかし彼はNBAではなく2年生として大学にとどまることを決断。自身のバスケットのスキルがNBAレベルで通用することを示した。

トニー・カー(ポイントガード、ペンシルベニア州立大)

ペンシルベニア州立大2年目の昨シーズンで1試合平均19.6点をマークし、ゴール下も得意でスリーポイントシュートの成功率を32.0パーセントから43.3パーセントに上昇させたカーは、頼れるスコアラーだ。2017-18年シーズンに1試合平均5アシストをマークし、パス能力も高い。

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原文:NBA draft 2018: A dozen names to know beforehand — and why

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Thomas Lott