NBAは9月23日(日本時間24日)、2022-23シーズンのメディアの取材アクセスに関する規定を発表した。試合前後にロッカールームを再び開放することや、試合当日のアクセス手順改善ため、メディア用の新しいクレデンシャルの階層化システムが用意されることなどが含まれている。
メディア関係者は前シーズンと同じ手順で試合への参加資格を取得するが、今回からは条件を満たすメディア向けにTier1レベルが設けられた。Tier1レベルのクレデンシャルでは、試合前後のロッカールームへの立ち入りと、試合前のコートエリアへのアクセスが許可される。
このクレデンシャルの対象となるのは、常にアウェイの試合にも出向いているか、チームのほとんどのホーム試合や練習に参加するなど、定期的にチームを取材しているメディア関係者となる。加えて、継続的にリーグを取材している全米規模のメディアと、一部の海外メディアおよび放映パートナーには、Tier1クレデンシャルを取得する資格が与えられる。
Tier1に認定されるためには、メディアはオリジナルのニュースコンテンツを作成し、資格のある記者を統括する標準的な編集プロセスを備えている必要がある。Tier1の要件に該当しないメディアは、各チームの記者会見場を含む、そのほかのすべての取材エリアへのアクセスが許可される。これらの会見場では、試合前と試合後に各チームのヘッドコーチが、試合後には最も活躍した選手が会見に応じる。
ロッカールームは、試合前の30分間と、試合後の20分間のクーリングオフの後、Tier1レベルのメディアに開放される。
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