アトランタ・ホークスが3月1日(日本時間2日)、ロイド・ピアース・ヘッドコーチの解任を発表した。アシスタントコーチのネイト・マクミランが暫定ヘッドコーチを務める。
ピアースHCは2018年5月11日(同12日)にホークス歴代13人目のフルタイムHCに就任。183試合で指揮を執り、63勝120敗(勝率34.4%)という成績だった。
2017年を最後にプレイオフから遠ざかっているホークスは、トレイ・ヤングとジョン・コリンズの若手中心選手に、クリント・カペラやボグダン・ボグダノビッチ、ダニーロ・ガリナーリ、ラジョン・ロンドらベテランを加えてきた。
だが、ボグダノビッチやディアンドレ・ハンターの負傷離脱もあり、マイアミ・ヒートに敗れた2月28日(同3月1日)終了時点で、今季14勝20敗とイースタン・カンファレンスの11位につけている。
ホークスのバスケットボール運営部代表兼GMを務めるトラビス・シュレンクは、球団公式声明で「ロイドの仕事やホークスのみならず、アトランタの街にも献身してくれたことに感謝したいと思います。彼とメリッサ夫人は素晴らしい人たちで、街全体にポジティブなインパクトを与えてくれました」と話した。
「我々はコート上でのチームに大きな期待を寄せており、この変更によって、我々が力強いシーズン後半戦にできると信じております」。
代行を務めるマクミランは、2020年11月11日(同12日)にコーチングスタッフ入りしていた。2000年から05年までシアトル・スーパーソニックス、2005年から12年までポートランド・トレイルブレイザーズ、2016年から20年までインディアナ・ペイサーズで指揮を執っている。
通算成績はレギュラ-シーズン1249試合で661勝588敗(勝率52.9%)を記録しており、ポストシーズンの53試合で采配を振るってきた。昨季はペイサーズを45勝28敗(勝率61.6%)とイースト4位に導いている。ペイサーズでの4年間では183勝136敗(勝率57.4%)をマークし、毎年プレイオフに進出した。
アトランタでは、3月7日(同8日)にNBAオールスターゲームが開催される。