1月25日(日本時間26日)に行なわれたシャーロット・ホーネッツ対オーランド・マジックの一戦で、2名の女性審判が笛を吹いた。レギュラーシーズンの試合で3名のレフェリーのうち2名が女性だったのはNBA史上初となる。『AP』が報じた。
Tonight, for the first time in NBA history, two women will be on the officiating crew. Congrats Natalie Sago and Jenna Schroeder, we can’t wait to watch you work!
— NBA Referees (@OfficialNBARefs) January 25, 2021
⏰ 7:00 PM ET
🏀@hornets at @orlandomagic
🏀 #4 Wright, #9 Sago, #84 Schroeder
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ショーン・ライトとともに笛を吹いたのは、ナタリー・セイゴとジェンナ・シュローダー。Gリーグではともに同じ試合を担当した経験があるが、NBAでは初となる。
今季のNBAは76名の審判を起用してきたが、そのうちの7名が女性だ。
セイゴは「素晴らしい」と話した。
「一緒に仕事することを私たち全員が喜んでいるし、ワクワクしています。女性たちの良いグループで、みんな親しく、素晴らしい関係です。この瞬間を分かち合っています」。
「ジェンダーや人種、民族などではなく、能力に基づいて仕事をすることを促進する組織の一員であることを誇ります」。
シュローダーは「これは大変なことです」と話した。
「私の個人的な価値とプロフェッショナルな価値が一緒になる、私のフェミニストとしての夢がかないます。素晴らしいことです」。
試合はマジックが117-108でホーネッツに勝利。試合残り1分46秒には、マジックの新人コール・アンソニーがブロッキングのファウルと判定された場面でスティーブ・クリフォード・ヘッドコーチがチャレンジ(審判の判定に異議を唱えてビデオレビューを要求する権利)。だが、判定は覆らなかった。