3月9日(日本時間10日)、ネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以下、殿堂)が2021年のバスケットボール入り殿堂入り最終候補となる9人の選手と5人のコーチを発表した。
今年は初の最終候補選出が9名いる。コーチとしての通算勝利数歴代9位のリック・アデルマン、優勝2回、オールスター選出11回のクリス・ボッシュ、優勝5回、NBAオール・ディフェンシブ・ファーストチーム選出5回のマイケル・クーパー、NBAファイナルMVPでNBAオールスター選出10回のポール・ピアース、NBA史上初の黒人ヘッドコーチであるビル・ラッセル、NCAA優勝2回のジェイ・ライト(ビラノバ大学)、WNBAオールスター選出7回、金メダル獲得2回のヨランダ・グリフィス、WNBAオールスター選出7回、WNBA MVP選出3回のローレン・ジャクソン、そしてNCAA優勝、WNBA最優秀コーチ受賞者のマリアン・スタンリーだ。
ビル・ラッセルは1975年に選手として殿堂入りを果たしており、今回はコーチとしての選出となる。
過去に最終候補まで残ったことがあるのは、コーチとしての高校通算勝利数歴代トップのリタ・アンドリューズ、NBAオールスター選出5回のティム・ハーダウェイ、大学最優秀選手受賞者のマーケス・ジョンソン、NBA最優秀守備選手賞を4度受賞しているベン・ウォレス、そしてNBAオールスター選出5回のクリス・ウェバーだ。
2021年の殿堂入りは5月16日(同17日)に発表され、式典は2021年9月に開催される予定だ。
北米委員会選出の最終候補
- クリス・ボッシュ(選手)
- マイケル・クーパー(選手)
- ティム・ハーデウェイ(選手)
- マーケス・ジョンソン(選手)
- ポール・ピアース(選手)
- ベン・ウォレス(選手)
- クリス・ウェバー(選手)
- リック・アデルマン(コーチ)
- ビル・ラッセル(コーチ)
- ジェイ・ライト(コーチ)
女子委員会選出の最終候補
- ヨランダ・グリフィス(選手)
- ローレン・ジャクソン(選手)
- リタ・アンドリューズ(コーチ)
- マリアン・スタンリー(コーチ)
Congratulations to the finalists for the @Hoophall Class of 2021! 👏 pic.twitter.com/f55jBZoUb4
— NBA TV (@NBATV) March 10, 2021
2020年の殿堂入り式典は、新型コロナウイルスの影響でまだ延期となっており、2021年の5月14日から16日(同15日から17日)に行なわれる。元ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアント、元サンアントニオ・スパーズのティム・ダンカン、ミネソタ・ティンバーウルブズやボストン・セルティックスで活躍したケビン・ガーネットらの殿堂入りが決まっている。