WNBAファイナル、ワシントン・ミスティクスがコネティカット・サンを下して初優勝

Sporting News Japan Staff

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10月10日(日本時間11日)に行なわれたWNBAファイナル第5戦、コネティカット・サン対ワシントン・ミスティクスの一戦は、89-78でミスティクスが勝利し、球団初の優勝を飾った。

22得点をマークしたEmma MeessemanがファイナルMVPに選出された。昨季は出場できず、ファイナルでシアトル・ストームにスウィープされるのを見るだけだったMeessemanだが、『ESPN』によると「足りなかったのは自分とかは考えなかった。チームのひとりというだけ」と述べている。

「チームが優勝するために貢献できるすべてのことをしようと思っていた」。

2005年以来のファイナル進出だったサンは、Jonquel Jonesがフィールドゴール16本中10本成功でゲーム最多の25得点を

レギュラーシーズンのMVPに輝いたエレーナ・デレ・ダンは、第2戦の開始直後に負傷したが、腰の痛みをおして第3戦、第4戦、第5戦と出場。第5戦で21得点を記録し、シリーズ平均13.4得点をマークしている。

試合後、デレ・ダンは「このチームを誇りに思うわ」と述べた。

「Emmaは怪物級のプレイだったわね。(Natasha Cloudの)3ポイントショットは大きかった。全員がこの優勝にふさわしい。素晴らしいわ」。

シカゴ・スカイで2014年にファイナルを戦ったデレ・ダンは、2016年シーズン後にミスティクスにトレードされた。デレ・ダンは「多くの人に、しばらくプレイオフに出られていなかったチームに行った理由を聞かれた」と振り返っている。

「コーチが本当に特別な何かを築いていると知ったからよ。だからこそ、彼と一緒にこの優勝を勝ち取った意味は大きいの」。

ミスティクスは12回目のプレイオフ進出で初の優勝となった。

原文: Mystics top Sun for first WNBA championship in team history by Sporting News.com(抄訳)​

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