ニューヨーク・ニックスのエネス・カンターが今夏フリーエージェントになる決断を下した場合、複数のチームが獲得を検討すると見られている。
『ESPN』のリポート記事によれば、カンターは2018-19シーズンの年俸1860万ドル(約20億3600万円)が保障されているプレイヤーオプションを行使するか決断していないという。もし契約最終年を破棄してFAになれば、ミルウォーキー・バックスらが獲得に関心を持つだろうと、同リポート記事は報じている。
『SportsNet New York』のリポーター、テイラー・ルックスはカンター本人に去就について取材し、本人はまだ何も決めていないと語ったと伝えた。
26歳のカンターは、昨年9月にカーメロ・アンソニーとの交換でオクラホマシティ・サンダーからニックスにトレードされ、昨季ニックスで平均14.1得点、11リバウンドを記録。ニックスは2017-18シーズンを29勝53敗で終えて5年連続プレイオフ進出を果たせなかった。
ニックスは4月中旬に前ヘッドコーチのジェフ・ホーナセックを解任し、メンフィス・グリズリーズの前HCを務めたデイビッド・フィズデイルを新HCに起用した。
原文:NBA free agency rumors: Multiple teams interested in signing Knicks center Enes Kanter if he opts out by E.Jay Zarett/Sporting News(抄訳)