ジョエル・エンビードが10試合ぶりに復帰で42得点も、76ersは再々延長でウルブズに黒星

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11月27日(日本時間28日)、ウェルズ・ファーゴ・センターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ対フィラデルフィア・76ersの一戦は、ダブルオーバータイムの末に121-120でウルブズが競り勝った。

76ersは新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルに従って9試合を欠場していたジョエル・エンビードが10試合ぶりに復帰。45分26秒の出場でフィールドゴール23本中12本成功の42得点、14リバウンド、2ブロックを記録した。

試合は76ersが1点をリードしていたセカンドオーバータイム残り10.3秒、タイリース・マクシーからエンビードへのパスをディアンジェロ・ラッセルにスティールされ、そのラッセルのアシストからトーリアン・プリンスのレイアップを許して逆転される。最後にエンビードが逆転の3ポイントショットを狙ったが、アンソニー・エドワーズにブロックされた。

2連敗で10勝10敗となった76ersは、エンビードのほかにハリスが17得点、9リバウンド、マクシーが15得点、9アシスト、セス・カリーが14得点をマークしている。

セカンドオーバータイムにチームがあげた7得点すべてをマークしたエンビードは、「(新型コロナウイルスで)本当にダメなんじゃないかと思った」と話している。

「それほどひどかったんだ。だから、ここに座っていられることに感謝するばかりだよ。乗り越えられてうれしい」。

エンビード不在の9試合で76ersは2勝7敗だった。自身も負傷から3試合ぶりに復帰したトバイアス・ハリスは、この日の試合後、「エンビードが戻ってきたのは良かった」と喜んだ。

「もちろん、僕らは彼の不在を感じていたよ」。

ドック・リバース・ヘッドコーチは「今夜のジョエルはすごかった。だがそれでも、我々は負けてしまったね」と述べている。

「彼を称賛しよう。しっかりワークアウトしていたのは明らかだ」。

一方、ここ7試合6勝目となる白星をあげ、10勝10敗としたウルブズは、ディアンジェロ・ラッセルが35得点、8アシスト、4リバウンド、2スティール、2ブロック、カール・アンソニー・タウンズが28得点、10リバウンド、アンソニー・エドワーズが19得点、7アシスト、6リバウンドを記録した。

タウンズは「僕が見てきた中でベストパフォーマンスのひとつだったんじゃないかな」と、ラッセルとチームを称賛している。

「自分たちの夜にすることができた。試合が自分たちの流れになるのを期待するのではなく、自分たちが試合をものにしたんだ。僕は、僕らのプレイぶりをすごく誇りに思っている」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ