1月31日(日本時間2月1日)、NBAは、2月17日(同18日)にノースカロライナ州シャーロットにあるスペクトラム・センターで行なわれる2019 NBAオールスターゲームで、ミルウォーキー・バックスのマイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチと、同チームのコーチングスタッフが、チーム・ヤニスの指揮を執ることを発表した。
第68回NBAオールスターゲームは、チーム・レブロン対チーム・ヤニスの形式で行なわれる。NBAオールスター2019は、200を超える国と地域で、40言語以上で放送される予定だ。
同日のトロント・ラプターズ戦に105-92で勝利した結果、バックスは今季37勝13敗(勝率74%)となり、2月3日(同4日)までのレギュラーシーズン戦でイースタン・カンファレンス最高勝率が確定。デトロイト・ピストンズのドウェイン・ケイシーHCは、ラプターズのHCだった昨年のオールスターゲームで指揮を執ったため、対象外だった。
NBAオールスターゲームでHCを務める2名は、それぞれの所属カンファレンスの選手がキャプテンのチームを率いる。ブーデンホルザーHCとスタッフは、自チームのヤニス・アデトクンボがキャプテンのチームを指揮する。
同様に、2月3日の時点でウェスタン・カンファレンス最高勝率を記録しているチームのHCが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがキャプテンを務めるチームを率いる。昨年の大会でHCを務めたヒューストン・ロケッツのマイク・ダントーニHCは対象から外れる。
ブーデンホルザーHCがオールスターゲームでHCを務めるのは、アトランタ・ホークス時代の2015年に続いて2回目で、バックスのHCがオールスターゲームを率いるのは、ラリー・コステロ(1971年と1974年)以来球団史上2人目だ。
昨季まで5年間ホークスを率いたブーデンホルザーHCは、今季からバックスを率いている。ホークス時代には通算213勝197敗(勝率52%)を記録し、2015年のイースタン・カンファレンス・ファイナル進出を含め、在任中4シーズンでプレイオフにチームを導いた。2014-15シーズンのホークスは球団史上最多の年間60勝22敗を記録し、ブーデンホルザーHCは年間最優秀HC賞に輝いた。