9月4日(日本時間5日)にフロリダ州オーランドのザ・フィールドハウスでNBAプレイオフ イースタン・カンファレンス・セミファイナルのミルウォーキー・バックス対マイアミ・ヒート第3戦が行なわれ、ヒートが115-100で逆転勝利し、シリーズ3連勝を飾った。
2連敗スタートのバックスは、第3クォーター途中に一時14点のリードを奪い、12点差で第4Qを迎える。だが、第4Qにフィールドゴール23本中6本成功、3ポイントショット10本中成功なしと精彩を欠いた。
対照的に、ヒートは第4Qだけでジミー・バトラーが17得点をマーク。ひとりでバックスの13得点を上回る得点をあげる。この第4Qで40-13と逆転したヒートが、ポストシーズン7連勝でカンファレンス・ファイナル進出に王手をかけた。
プレイオフ球団新記録となる18本の3Pを成功させたヒートは、バトラーが30得点、7リバウンド、6アシスト、バム・アデバヨが20得点、16リバウンド、ジェイ・クラウダーが17得点、ゴラン・ドラギッチが15得点、タイラー・ヒーローが13得点、8リバウンドを記録している。
レギュラーシーズンでリーグ1位のバックスを相手に3連勝を飾ったヒートだが、バトラーは「僕は驚いていない」と話した。
「世界のみんなは驚いているかもしれない。でも、ここにいる僕たちは違う。ヒートのジャージーを着ていれば、このコーチたちなら、この球団の一員なら、シーズンを通じて僕らがやってきたことを見ていたら、驚きではないよ」。
一方、バックスは第3Qまでに17得点、13リバウンド、8アシストを記録したヤニス・アデトクンボが、最終的に21得点、16リバウンド、9アシスト。FG21本中7本成功、3P7本中成功なしに終わった。
そのほか、ブルック・ロペスが22得点、クリス・ミドルトンが18得点、7アシスト、ジョージ・ヒルが13得点を記録している。
シリーズ3連敗から逆転したチームはNBAの歴史に存在しない。だが、アデトクンボは「それが僕たちになるかもしれない」と、あきらめていないと強調した。
「必ず僕たちはその存在になれる」。
第4戦は6日(同7日 午前4時30分)に行なわれる。