ヒューストン・ロケッツは、この夏ロスターに手を加えた。それでもマイク・ダントーニ・ヘッドコーチは、2018-19シーズンのチームに大きな期待を寄せている。
ダントーニHCは、『The Houston Chronicle』に「自信もあるし、選手たちのことが大好きだ」と語った。
「最低でも優れたチームにはなれると信じている。来季こそ最後のステップを踏みたい」。
ロケッツは昨シーズン球団新記録となる65勝17敗でシーズンを終え、ウェスタン・カンファレンス・ファイナルに進出したが、第7戦の末にゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れた。
オフにはフリーエージェントになったクリス・ポールと再契約し、制限付きFAになったクリント・カペラも新たに5年契約を結び残留が決まった。
しかし、昨季まで先発メンバーの一人だったトレバー・アリーザが単年1500万ドル(約16億6500万円)の契約でフェニックス・サンズに移籍し、昨季61試合に出場したルーク・バー・ア・ムーテもロサンゼルス・クリッパーズと1年契約を結んだ。
ダントーニHCは「トレバーとルークを失いたいと思うわけがない」と語った。
「起こってしまったことだ。ビジネス的な部分の話だが、彼らの退団は残念。ただ、他の選手にチャンスを与えられるということでもある。我々は前進する。チームは変わっても、ベストな結果を得ようとしている」。
ロケッツはジェームズ・エニスを獲得したほか、アトランタ・ホークスと契約バイアウト(買い取り)後にFAになることが濃厚なカーメロ・アンソニーと契約する準備を進めていると伝えられている。
ダントーニHCは「どのチームも方法を探していることだが、我々がゴールデンステイトに勝つためには、チャンスを生かさないといけない。チームが上手く機能し、最高の結果を残せると信じないといけない」と話した。
原文:Pat Riley on Dwyane Wade: ‘I still see a player who can contribute heavily’ by E.Jay Zarett/Sporting News(抄訳)