ミネアポリスの白人警官の暴行により黒人であるジョージ・フロイドさんが亡くなったことを機に、アメリカ全土で人種差別に対する抗議活動が続くなか、シャーロット・ホーネッツのオーナーであるマイケル・ジョーダンと、ジョーダンブランドが6月5日(日本時間6日)、「人種的平等と社会正義、教育機会の増加」のための組織に、10年にわたって1億ドル(約110億円)を寄付すると発表した。
声明には「Black lives matter(黒人の命は大切)。これは論争を生むための宣言ではありません。我が国の制度を破たんさせる根深い人種差別が完全になくなるまで、我々は黒人の命を守り、より大切にするために取り組み続けます」と記されている。
Michael Jordan and Jordan Brand are committing $100 million over the next 10 years to protecting and improving the lives of Black people through actions dedicated towards racial equality, social justice and education. #JUMPMANhttps://t.co/CZDt1UdPwF
— Jordan (@Jumpman23) June 5, 2020
ジョーダンは先日、フロイドさん殺害とアメリカにおける人種問題の現状を非難する声明を発している。声明でジョーダンは「深い悲しみ、痛み、憤りを感じています」と切り出していた。
「皆さんの痛み、怒り、フラストレーションも理解します。私は、根の深い人種差別問題に立ち上がり、我が国の有色人種に対する暴力に立ち上がる人たちを支持します。私たちは、うんざりするほどの経験をしてきました」。
原文:Michael Jordan, Jordan Brand announce $100 million donation to combat racism by NBA.com