すでにマイアミ・ヒートと優勝3回の代名詞となっているパット・ライリーだが、その名前と球団の結びつきがさらに深まることになった。
10月7日(日本時間8日)、ヒートは10月23日(同24日)の正式披露から、本拠地カセヤ・センターのコートや今後のコートに、元ヘッドコーチで長年球団の社長を務めているライリーの名を冠することを発表した。
これはライリーがヒートに加わってから30年目のシーズンとなることに敬意を表したものだ。ヒートは2006年、ライリーHCの下で初優勝を達成。さらに2012年と2013年にも、ライリーがフロントオフィスを率いる中で連覇を遂げている。
マネジングゼネラルパートナーのミッキー・アリソンは、ヒートの声明で「30年、優勝3回、数え切れない瞬間の数々は、いずれもパット・ライリーのかじ取りなしには不可能でした」と話した。
「パットは球団と街のために非常に多くのことを成し遂げてきました。その名前が永遠にコートに記され、バスケットボールとヒートに対するその影響を日々思い起こすことになる。彼にふさわしいことでしかありません」
From now on we'll be playing on “Pat Riley Court at Kaseya Center” 🏀
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) October 7, 2024
We’ll be dedicating our court and honoring Pat on Opening Night as he goes into his 30th season. Be in the building - https://t.co/VgDac1hpEc pic.twitter.com/tRJBj5WnC7
ライリーの重要な働きは、ヒートをNBAのタレントが望む球団にしてきた。アロンゾ・モーニング、シャキール・オニール、レブロン・ジェームズ、クリス・ボッシュ、ゴラン・ドラギッチ、ジミー・バトラーなどは、ライリーの下でヒートが獲得したオールスター級のタレントたちの一部だ。
1996年にライリーがマイアミに到着して以降、ヒートは優勝3回を達成し、NBAファイナルに7回勝ち進んでいる。
ライリーは声明で「ミッキーと私はこの30年間、大変な旅路を進んできました」と述べた。
「最初から目標は勝つこと、大きな勝利をあげることでした。そして我々はそれを実現したのです。優勝を飾り、シャンパンをお互いにかけ合って、パレードをし、このフロア、このアリーナ、素晴らしいファンたちと街頭で祝ってきました。偉大な選手たちが永久欠番となりました。コートに自分の名前がつけられることを、両親はとても誇ってくれたことでしょう。私自身、クリス、そして家族にとって、とても、とても名誉なことです」
原文:Miami Heat to dedicate court with Pat Riley's name(抄訳)
翻訳:坂東実藍
注目記事:大谷翔平の最新成績&ランキングまとめ(外部配信)
本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。