ヒートが敵地で連敗を止め、ジャズはホームで2連敗

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11月13日(日本時間14日)、ユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナで行われたマイアミ・ヒート対ユタ・ジャズの一戦は、タイラー・ヒーローが27得点、8リバウンドの活躍を見せ、111-105でヒートが勝利を収めた。

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第1クォーター、ヒートはダンカン・ロビンソンの3ポイントショット3本と、バム・アデバヨのフリースロー4本とダンクで21-2のランを展開し、23-7と大きくリード。しかし、その後ジャズはジョーダン・クラークソンの連続3Pを皮切りに、わずか1分16秒で連続11得点を決め、ヒートのリードを3点まで縮めて27-24のスコアで第1Qを終了した。

しかしヒートは第2Qの開始早々にビッグランを見せ、残り8分17秒の時点で43-27と再びリードを広げた。前半、ジャズに2度7点差まで縮められたものの、ヒートは第3Q残り1分、ヒーローのステップバックジャンパーが決まって93-66とこの日最大となる27点差をつけた。

第4Q終盤、ヒートはジャズに連続18得点を許し、残り14.5秒でボーヤン・ボグダノビッチのレイアップで109-105の4点差まで詰め寄られた。しかし、残り10.9秒でヒーローが2本のフリースローを沈めてヒートが逃げ切った。

ヒートは、ヒーローのほか、ロビンソンが6本の3ポイントを沈めて今季自己最多となる22得点、カイル・ラウリーは21得点、アデバヨが13得点、7リバウンドに加え、今季自己最多の7アシストを記録。ジミー・バトラー(右足首捻挫)が2試合連続、マーキーフ・モリス(むち打ち症)が3試合連続で欠場するなか、4連敗を逃れた。

ラウリーは「肉体的にも精神的にも準備ができていた」と話す。

「今回の遠征では3試合を落としたが、そのうち2試合は本当に勝つチャンスがあった。僕らはこれからもチームとして築き上げていく必要がある。今日はその良いきっかけになったと思う」。

一方のジャズは、ボグダノビッチが今季自己最多の6本の3Pを決めて26得点(第4Qに19得点)、6リバウンド、クラークソンが25得点、3リバウンド、3アシスト、ドノバン・ミッチェルが22得点、6リバウンド、4アシスト、5スティールを記録。この5試合で4回目の敗戦となった。

ミッチェルは「パニックになっているとは言わないが、腹立たしいことだとは思う」と言う。

「あえて言うならそういう表現かな。僕らはお互いのことを知っていて、やるべきことはわかっているんだ。だから腹立たしい。今はただ、コートでやるべきことをやるだけだよ」。

ボックススコア


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ