レイカーズがヒートとの延長戦を制して連勝、ラッセル・ウェストブルックがトリプルダブル

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11月10日(日本時間11日)、ステイプルズ・センターで行なわれたマイアミ・ヒート対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、オーバータイムの末に120-117でレイカーズが競り勝った。

第4クォーターに9点のビハインドを背負いながら挽回したレイカーズは、残り1分を切って逆転に成功。だが、残り23秒にPJ・タッカーのダンクで同点とされると、終了間際のラッセル・ウェストブルックの3ポイントショット、さらに押し込もうとしたアンソニー・デイビスのショットが決まらず。勝負の行方はオーバータイムに持ち込まれた。

オーバータイムで一時5点をリードしたレイカーズは、残り23秒で2点差とされると、20秒を切って迎えたインバウンズパスで5秒バイオレーション。ヒートにポゼッションを許す。だが、タイラー・ヒーローの3Pが外れると、リバウンドを拾ったカーメロ・アンソニーがファウルを受け、残り6.5秒にフリースローを1本沈める。リードを3点としたレイカーズは、最後にヒーローにワイドオープンの3Pを打たれたが、これが決まらずに逃げ切った。

今季チーム最多となる18本の3Pを成功させ、7勝5敗としたレイカーズは、マリーク・モンクが今季自己最多の27得点、6リバウンドを記録。ウェストブルックが25得点、14アシスト、12リバウンド、1スティール、2ブロックでトリプルダブルを達成した。そのほか、デイビスが24得点、13リバウンド、エイブリー・ブラッドリーが17得点、アンソニーが12得点、6リバウンドをマークしている。

先週末のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で敗れたレイカーズだが、その後は2試合続けてオーバータイムを制しての連勝。デイビスは「この2試合は楽しかった。自分たちがいかに優れたチームかをみんな理解し始めている。僕らはその心構えで臨まなければいけない」と話した。

一方、4戦3敗で7勝4敗となったヒートは、バム・アデバヨが28得点、10リバウンド、6スティール、ヒーローが27得点、カイル・ラウリーが18得点、11アシスト、6リバウンド、ダンカン・ロビンソンが12得点、6リバウンド、PJ・タッカーが10得点、13リバウンドをマークしている。

ヒーローは「(失敗した終盤の2本の3Pの)2本目は良いかたちで打てたんだけどね」と話した。

「10本打ったら9本は決められるショットだ。仕方がない。前進しよう」。

なお、ヒートは第1Qにフル出場し、7得点をあげていたジミー・バトラーが、足首をひねって第2Qからプレイせず。試合後、エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは、バトラーの状態についてアップデートはないとしている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ