12月19日(日本時間20日)、ミシガン州デトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで行われたマイアミ・ヒート対デトロイト・ピストンズの一戦は、100-90でピストンズが勝利した。
2点ビハインドで前半を終えたピストンズは、後半に入って第3クォーターに27-9のランなどで33-19と圧倒。12点のリードで第4Qを迎えると、残り5分を切って5点差まで追い上げられたものの、サディック・ベイやキリアン・ヘイズの3ポイントショットで振り切った。
球団最長記録タイとなる14連敗中だったピストンズは、11月17日(同18日)のインディアナ・ペイサーズ戦以来の白星。ベイは「ようやく抜け出せたのは素晴らしいことだ」と話した。
「黒星の多くが接戦で、終盤で負けていたことは分かっている。終盤にやり遂げれば自分たちに何ができるかを見ることができたのは良かった。僕たちはここから築いていかなければいけない。すべての試合で勝つために戦い続けなければね」。
ピストンズ(5勝24敗)はベイが26得点、ハミドゥ・ディアロが15得点、7リバウンド、フランク・ジャクソンが12得点、アイザイア・スチュワートが7得点、14リバウンドを記録した。
後半だけで19得点をあげたベイは、ここ3試合で平均25.7得点。ドウェイン・ケイシー・ヘッドコーチは「シュートすることを考えたり、ポンプフェイクするのではなく、とても決断力があった」と称賛している。
「それが最大の違いだよ」。
一方、ヒート(18勝13敗)はマックス・ストゥルースが24得点、カイル・ラウリーが19得点、10アシスト、ドウェイン・デッドモンが11得点をマークした。
エリック・スポールストラHCは「本当に選手たちは戦ってくれた」とチームをたたえている。
「我々はミスをしたが、それは意欲や競争心、努力が足りなかったからではない。選手たちは奮闘した。攻撃が少し単調で、困難を乗り越えることができなかった」。