9月25日(日本時間26日)にフロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAプレイオフ イースタン・カンファレンス・ファイナルのマイアミ・ヒート対ボストン・セルティックス第5戦が行なわれ、セルティックスが121-108で勝利し、シリーズ成績を2勝3敗とした。
試合開始から12本のフィールドゴールのうち11本を失敗し、4ターンオーバーを記録したセルティックスは、早い段階で5-17と12点のビハインドを背負った。
それでも、51-58と7点を追って前半を終えたセルティックスは、第3Q途中に連続13得点をマーク。9点ビハインドから4点リードと試合をひっくり返す。その後も第3Q途中の連続7得点で、この日初めての二桁点差を手にした。
セルティックスは第4Q残り8分5秒、ジェイレン・ブラウンの3Pで103-89と14点にリードを広げる。第4戦のタイラー・ヒーローのように、ブラウンがヒートのベンチに向けてキスを投げると、セルティックスはそのまま逃げ切ってエリミネーションゲームを乗り切った。
セルティックスは、ジェイソン・テイタムが31得点、10リバウンド、ブラウンが28得点、8リバウンド、ダニエル・タイスが15得点、13リバウンド、3ブロック、ケンバ・ウォーカーが15得点、7アシスト、マーカス・スマートが12得点、8リバウンド、8アシストを記録している。
ブラッド・スティーブンズ・ヘッドコーチは「とにかくプレイして競い、ベストを尽くそうと話したんだ。後半はかなり良いプレイができたと思う」と話した。
「だが、自分たちの立場を考えれば、我々はまだまだそれをしなければいけない」。
一方、ヒートは残り4分27秒でファウルアウトしたゴラン・ドラギッチが23得点、ダンカン・ロビンソンが20得点、ジミー・バトラーが17得点、8リバウンド、8アシスト、ジェイ・クラウダーとヒーローが各14得点、バム・アデバヨが13得点、8リバウンド、8アシストをマークしている。
ヒートは第2戦の第4Qから第5戦までの3ポイントショット成功率が24.8%と、プレイオフが始まってからそれまでの38.3%を大きく下回っている。
エリック・スポールストラHCは「セルティックスは後半に素晴らしいプレイをした」と、対戦相手に賛辞を寄せた。
「彼らは手にしたことにふさわしかった。プレイオフで勝つのがいかに大変か、我々は分かっている。守備で十分なハードさで競えず、その代償を払った。だが、セルティックスの功績をたたえなければいけない。彼らは素晴らしい力でプレイした」
第6戦は27日(同28日 午前8時30分)に行なわれる。