グリズリーズがアシスタントコーチ陣を発表

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メンフィス・グリズリーズが8月5日(日本時間6日)、テイラー・ジェンキンズ・ヘッドコーチのコーチングスタッフを発表した。Niele Ivey、ブラッド・ジョーンズ、David McClure、ジェームズ・“スクーニー”・ペン、ビタリー・ポタペンコ、Neven Spahijaがアシスタントコーチを務める。一方で、Gリーグのメンフィス・ハッスルのヘッドコーチには、ジェイソン・マーチが就任した。

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ジェンキンズHCは「選手としてもコーチとしても、あらゆるレベルのバスケットボールで成功してきた経験豊富なコーチ陣を歓迎する。大学バスケや国際舞台、Gリーグ、NBAと、様々なレベルでの彼らの経験は、球団全員の役に立つだろう。何よりも、素晴らしい人たちと仕事できるのがうれしい。競争的で利他的な、選手たちにとってポジティブな環境をつくる助けとなるだろう」と喜んだ。

Iveyは母校ノートルダム大学で12シーズンにわたってスタッフを務め、過去4年は共同ヘッドコーチやリクルーティングコーディネータを担当。12シーズンでチームは385勝55敗を記録し、2018年には全国優勝を果たしている。

ジョーンズは約30年にわたってグリズリーズのコーチやスカウトを務めた経験を持ち、昨季はハッスルのヘッドコーチとして28勝22敗を記録した。ほかにもユタ・ジャズ(2012年から16年)でアシスタントコーチ、オースティン・トロス(現スパーズ、2010年から12年)やユタ・フラッシュ(現デラウェア・ブルーコート、2007年から10年)でヘッドコーチを務めている。トロスでは2012年のGリーグを制した。

McClureは2016年から19年まで3シーズンにわたり、インディアナ・ペイサーズのネイト・マクミランHCの下で選手育成アシスタントコーチを務めた。2014年から2シーズン、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCの下で選手育成アシスタントコーチも務めている。

オハイトステイト大学で2013年に殿堂入りし、NBAやイタリア、クロアチア、ギリシャで11年のプロキャリアを築いたペンは、2017年からの2シーズンにわたり、母校の選手育成ディレクターを務めた。

昨季のグリズリーズでアシスタントコーチを務めたポタペンコは、Gリーグのフォートウェイン・マッドアンツ、インディアナ・ペイサーズ、ダコタ・ウィザーズ、サンタクルーズ・ウォリアーズでアシスタントコーチを務めた。2013年から18年まではクリーブランド・キャバリアーズで選手育成アシスタントディレクターを務めており、10年以上にわたる指導経験を持つ。

クロアチア出身のSpahijaは、28年の指導キャリアを持ち、ヘッドコーチとして国際的にリーグ優勝6回などを経験。直近では、2018年にマッカビ・テルアビブで2007年に続く自身2度目のイスラエルリーグ優勝を飾った。NBAでは2014年から3シーズンにわたり、アトランタ・ホークスでマイク・ブーデンホルザーHCのアシスタントコーチをジェンキンズHCと務めている。

2005年から07年までフェニックス・サンズでアシスタントビデオコーディネーターを務め、NBAでのキャリアをスタートさせたマーチは、2007年から16年まで9シーズンにわたってグリズリーズで仕事。ビデオ分析やアシスタントコーチ、スカウトなどを歴任した。2016年から19年までは、サクラメント・キングスでアシスタントコーチを務めている。

原文: Memphis Grizzlies announce assistant coaching staff by Grizzlies.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ