10月24日(日本時間25日)、ステイプルズ・センターで行なわれたメンフィス・グリズリーズ対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、121-118でレイカーズが競り勝った。
第1クォーターに二桁のビハインドを背負ったレイカーズだが、インサイドを支配し、高さを生かして、前半のうちに62-56と6点をリードした。
3点リードで迎えた第4Q残り2.5秒、レイカーズはケント・ベイズモアが3ポイントショットを狙ったジャ・モラントにファウルを犯し、3本のフリースローを与えてしまう。だが、最初の2本を決めたモラントは3本目を失敗してしまい、リードを保ったレイカーズはカーメロ・アンソニーのFT2本で振り切った。
開幕3試合目で初の白星を手にしたレイカーズは、アンソニーが3P8本中6本を含むフィールドゴール15本中10本成功の28得点、アンソニー・デイビスが22得点、8リバウンド、レブロン・ジェームズが19得点、6リバウンド、6アシスト、2スティール、2ブロック、ラッセル・ウェストブルックが13得点、13アシスト、7リバウンド、4スティールを記録している。
アンソニーは通算2万7423得点とし、モーゼス・マローンの記録を抜いて、通算得点ランキングの歴代9位に浮上。アンソニーは「あのリストに名を連ね、バスケットボール界にあれだけのことしてきたモーゼスを上回ることができたのは、光栄でありがたい」と話した。
「言葉にするのが難しいね。僕はまだここにいて、こういうことをしている。それに興奮しているよ。僕は19年ここにいて、自分にできることをしている。まだ試合に、仕事に来て、さらに向上することに情熱を感じているよ」。
チームメイトで親友のジェームズは「試合に勝てばいつだってうれしいし、チームとして勝てればさらにうれしい」と述べている。
「彼(アンソニー)は流れとリズムのあるバスケットボールをしていた。歴代9位は特別だよ。普段、友人の誰かがこういう快挙を成し遂げた時は、メールしたり電話したり、フェイスタイムをしてソーシャルメディアに投稿するんだ。彼は今、僕のチームメイトだから、今回はそれが直接できる。僕にとっては特別なことだ」。
一方、開幕3連勝を逃して初黒星を喫したグリズリーズは、モラントが自己最多となる5本の3P成功を含むFG21本中13本成功の40得点、10アシスト、3スティールを記録した。だが、モラントは「本当に、今夜の自分がしたことにはまったく注意を払っていない」と話した。
「僕は同点とするFTを失敗した。自分の心にあるのはそれだけだ」。
そのほか、キングスはデズモンド・ベインが17得点、スティーブン・アダムズが14得点、16リバウンド、6アシストを記録している。