12月19日(日本時間20日)、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチとウィル・バートンが、世界のメディアに向けた電話会見でQ&Aに応じた。
ニコラ・ヨキッチ「僕らは自分たちに対して本当に大きな期待を寄せている」
――ここまでの自身とナゲッツをどう思う?
ヨキッチ: まず、良いシーズンだと思う。僕らは自分たちに対して本当に大きな期待を寄せており、何かを成し遂げたいと望んでいる。だから、少しプレッシャーもあるね。僕らみんながそれを感じている。ショットを外したり、少し苦しんだり…でも、ここまでは本当に良いシーズンだと思っているよ。ウェスタン・カンファレンスで4位以内におり、良いプレイをしている。もちろん、もっと向上できるけど、もっと悪くなる可能性もあった。個人的には、シーズンはまだ長い。でも、昨年(の自分のプレイぶり)に戻ってきていると思う。
――厳しいウェストで安定して5位以内を競うようになったチームに、マイケル・マローン・ヘッドコーチがもたらしたものは?
ヨキッチ: 正直、彼は僕らに何度もあれこれどう思うか聞いてくるんだ。彼が選手たちと話すのを見るだろう? 僕ら選手の見方は違うということを、彼は分かっているんだ。彼は僕らをすごく信頼しているんだよ。僕らは5年目だからね。僕らは団結しており、互いのことをもう少し分かるようになった。彼が僕らを信頼してくれるのは大きいよ。僕や選手たちにとって大きな意味があるんだ。
ウィル・バートン「ウェストがより競争的になるのは分かっていた」
――今季のウェストはより競争が増していると思うが、今年は何が違うか。チームとして、今年は何かアジャストしたか。
バートン: 今季はもっとオープンになると分かっていた。ゴールデンステイト・ウォリアーズはKD(ケビン・デュラント)が去り、AD(アンソニー・デイビス)がロサンゼルス・レイカーズに行って、カワイ・レナードとポール・ジョージの移籍もあり、(クリスタプス)ポルジンギスがダラス・マーベリックスでルカ(ドンチッチ)と一緒になった。より拮抗し、より多くのチームが競って、ウェストがより競争的になるのは分かっていたんだ。どんな相手と戦うのか、準備を整えておかなければいけない、といったことをはじめから分かっていたのさ。ここまでの僕らはそれに関して良い仕事をしていると思う。
――近年のチームが順位を上げ、タイトルを争うようになり、どういう風に満足しているか。また、ナゲッツでプレイするヨキッチを初めて見たときについても知りたい。すぐに彼がオールスター選手やナゲッツにとって偉大な選手になると思った?
バートン: プロセスだよ。もちろん、僕らはプレイオフに出るような、勝者のチームになるためにハードワークしてきた。でも、今はそれを達成して、次はNBA有数のチームになりたいと望んでいる。僕はそのプロセスを楽しんできた。僕らはハードワークしてきて、いくつか変化をしてきたんだ。ヨキッチに関しては、リーグ有数の選手になれるかどうかは彼の問題だけど、それを見るのは楽しいね。今の彼は本当に偉大な選手になろうとしている。そうなるまでを見てきたけれど、素晴らしいよ。ただ、彼の成長を本当に見てきたのなら、初日から彼が同じプレイをしていると分かるはずだ。今の彼はただ機会が増えただけだよ。彼が自分にできることを示して、球団はチームの手綱を彼に渡した。彼は安定してハイレベルなプレイをやれるようになっている。