12月27日(日本時間28日)に行なわれたダラス・マーベリックス対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、124-73でマーベリックスが圧勝した。
マーベリックスはルカ・ドンチッチが第1クォーターに13得点、6リバウンド、4アシストを記録し、ひとりでクリッパーズの13得点と並んだ。
36-13と23点差で第1Qを終えたマーベリックスは、ハーフタイムまで77-27とさらにリードを広げる。前半だけで50点差は、1991-92シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズがサクラメント・キングス相手に樹立した47点差を上回るNBA新記録となった。
ドンチッチは最終的に約26分間のプレイで24得点、9リバウンド、8アシストを記録。マーベリックスはそのほかにジョシュ・リチャードソンが21得点、ティム・ハーダウェイJr.が18得点をマークしている。
試合後、ドンチッチは50点差でハーフタイムを迎えた経験を問われて「たぶんない」と答えた。
「もしくは、本当に若いころ以来じゃないかな」。
2014年のフィラデルフィア・76ers戦でマークした球団記録の53点差には及ばなかったが、リック・カーライル・ヘッドコーチは「プレシーズンとレギュラ-シーズンを合わせて我々のベストパフォーマンスなのは明らかだ」と、大賞を喜んだ。
「最初の2試合では安定して頑張れなかった。選手たちもそれを分かっていた」
「選手たちはジムで最もハードにプレイするチームになると決めたんだ。最初の2試合に対してこのように答えを出してくれて、本当に誇りに思う」。
一方、カワイ・レナードが欠場し、今季初黒星を喫したクリッパーズは、ポール・ジョージが15得点、サージ・イバカが13得点、9リバウンドを記録している。
後半はベンチに座ったジョージは、「たいしたことじゃない」と前を向いた。
「確かに今日の僕たちはお尻を蹴られた。でも、ひとつの試合というだけだ」。