マット・バーンズが12月11日(日本時間12日)、最もマット・バーンズらしい形で現役引退を表明した。
ベテランが引退を明かしたのは、自身のインスタグラム。彼は「素晴らしい15年間だった! 世界を旅し、多くの素晴らしい人たちに会うことができた。なかにはこれからの人生で兄弟となる人たちもいるだろう」と引退を発表すると同時に、自分を常に疑ってきた人々のことを批判した。
「でもこれで……俺がこうやって商談のために着飾ったり、コートで稼いだ以上の金を稼ぐだろうとか、子どもたちともっと多くの時間を過ごすんだろうとか言うんだろう?」
「笑っちまうぜ…俺はくだらないヤツにはならないし、最後にはやってみせてきた!! やってやろうじゃないか! 俺のことを好きだろうが嫌いだろうが、俺は俺の道を進んできたんだ!!」
キャリアを通じて“バッドボーイ”と言われてきたバーンズだが、最近『San Jose Mercury News』に、社会貢献のために時間を使いたいとの考えを明かしている。
バーンズはがん患者の医療費援助の基金を運営し、がんを患う子どもたちのための大学奨学金制度を作るためにUCLAと仕事をしている。
昨季、ゴールデンステイト・ウォリアーズでNBA優勝を果たしたバーンズは、メンフィス・グリズリーズやロサンゼルス・クリッパーズ、サクラメント・キングス、ニューヨーク・ニックス、フィラデルフィア・76ers、フェニックス・サンズ、オーランド・マジックでプレイ。15年のキャリアで1試合平均8.2得点、4.6リバウンド、1.8アシストを記録した。
原文: Matt Barnes announces retirement from NBA while calling out haters by Sporting News(抄訳)