連敗のセルティックス、第2戦後に怒りを爆発させたマーカス・スマート

Sekou Smith/NBA.com

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マイアミ・ヒートとのイースタン・カンファレンス・ファイナルでボストン・セルティックスが2連敗スタートしたことを、マーカス・スマートがどのように受け止めているかは明白だ。

9月17日(日本時間18日)、アドベントヘルス・アリーナでのヒートとの第2戦で101-106と敗れた試合後、セルティックスのロッカールームから声が聞こえる範囲にいた者なら誰でも、激しいやり取りの中でスマートの怒鳴り声が明確に聞こえたのを耳にしている。

スマートはロッカールームを出て、近くのトイレに向かってからも止まらなかった。建物を出る際にメディアとは話していない。起きたことに関する質問に応じたのは、ブラッド・スティーブンズ・ヘッドコーチとチームメイトのジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、ケンバ・ウォーカーだった。

ウォーカーは、何も知らないと答えている。テイタムは、何があってもたいしたことじゃないとした。

テイタムは「誰が言ったのかは知らない」と話している。

「僕たちは苛立っている。でも、それがチームスポーツだ。0勝2敗でうれしい人なんているはずがない。何もないさ。試合について話しただけだよ。クールじゃないか。次の試合に準備しないと」。

スティーブンズHCは「ハードな試合、つらい負けの後で、選手たちは感情的だった」と述べている。

しかし、ブラウンは、試合後のロッカールームにおける感情のぶつけ合いが激しかったと認めている。

ブラウンは「最終的には感情がほとばしった」と話した。

「もちろん、僕らはこの試合で勝利を望んだけど、勝てなかった。でも、シリーズはまだまだ終わっていない。第3戦に向けて準備しないと。そういうものだ。家族の中でも浮き沈みがあるだろう。ケンカしたり、感情的になったりね。だけど、それこそが僕らだ。ファミリーなんだよ。僕たちはお互いに責任があり、次の試合でうまくやるために必要なことをやらなければいけない」。

起きたことは必要だったか問われると、ブラウンはヒートの良さを認めて「そうだと思う」と述べた。

「多くの人が情熱的で感情的だ。僕もそのひとりだ。だから、僕はそう認識している。ただ、感情や情熱でしかないと思っているよ。メディアがどう見ようが、情熱が表に出ただけだ。次の試合で同じ情熱を48分間にわたって出さなければいけない。それだけだ」。

原文:Marcus Smart unloads on Celtics teammates in emotional tirade by Sekou Smith/NBA.com(抄訳)​


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