ボストン・セルティックスのクリーブランド・キャバリアーズへの第3戦の敗戦にはいくつか原因があるが、マーカス・モリスはその多くの責任を自分に課した。
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モリスは5月20日(日本時間21日)のシュート練習中に「自分のレブロン(ジェームズ)に対するディフェンスがクソだった」と話した。
Marcus Morris: “I did a shit job defensively on LeBron.”
— Jay King (@ByJayKing) 2018年5月20日
キャブズが初勝利をあげた第3戦でジェームズはややおとなしめな27得点だったが、シュート成功率は67%(12本中8本成功)を記録。第1戦と第2戦では合わせて45本中21本だったことに比べると、モリスは確かに「クソ」みたいなパフォーマンスだったのかもしれない。
1週間ほど前、モリスは自身が「カワイ(レナード)以外で最も彼(ジェームズ)をうまく守れる選手」であると話していた。
シリーズ最初の2戦では、まさにその言葉通りの活躍を見せていた。しかし、ジェームズを完全に守れる選手はリーグには存在しないというのが事実だ。多少抑えることはできても、ジェームズは必ず得点、リバウンド、アシストをしっかりと記録する。
モリスとセルティックスは、ジェームズの活躍によって自分たちのプレイが左右されてはいけないことは理解しているはずだ。ボストンは決してシュートが上手いチームではない。レギュラーシーズンはシュート成功率45%でリーグ21位だった。
第1戦と第2戦ではまさにそれくらいの数字だったのだが、第3戦は39%まで落ちた。そして第1クォーターではわずか17得点しかできなかったのだ。セルティックスの第1クォーターの得点として、それはミルウォーキー・バックスとの第1ラウンド第4戦以来となる低さだ。
セルティックスにとって第4戦の目標は、もっと勢いのあるプレイをすることだろう。
ブラッド・スティーブンズHCは「明らかに我々の方が努力のレベルが足りず、連携の取れていないチームだった」と19日(同20日)に記者に語っている。
「相手は素晴らしい試合をした。彼らはしっかりと動き、ディフェンス面でもかなりタフに我々に当たってきた」。
原文:NBA playoffs 2018: Celtics' Marcus Morris says he did a 's—' job defending LeBron James by Sporting News