サンアントニオ・スパーズのマヌ・ジノビリが、数日中にも去就に関して結論を出す可能性が高いと『ESPN.com』が伝えた。
『ESPN』によれば、スパーズでの17年目となる2018-19シーズンも現役を続けるかどうかについて、ジノビリはグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチと話し合うという。
NBAキャリアを通じてスパーズでプレイしているジノビリは、1999年のドラフト全体57位で指名されたジノビリは、欧州でのプレイを経て2002年にアメリカに渡った。
ジノビリは、あと1年250万ドル(約2億7700万円)という契約を残している。
スパーズでの16年間でNBA優勝4回、オールスター選出2回という実績を残したジノビリは、アルゼンチン代表でもアテネオリンピックでの金メダル獲得に貢献し、ヨーロッパ時代にはユーロリーグファイナルでMVPも受賞している。
もしジノビリが引退を決断した場合、スパーズはまた一人ベテランを失うことになる。今年のオフには、フリーエージェントになったトニー・パーカーがシャーロット・ホーネッツに移籍し、カワイ・レナードとダニー・グリーンと交換で、トロント・ラプターズからデマー・デローザンとヤコブ・パートルを獲得した。
ジノビリは、NBAキャリア16年で平均13.3得点、3.5リバウンド、3.8アシストを記録している。
原文:Spurs' Manu Ginobili to make retirement decision soon, report says by Gabrielle McMillen/Sporting News(抄訳)