NBAサマーリーグを経験した比江島慎が得た自信「アメリカとやる前にアメリカのバスケットを経験できたというのはすごく大きい」

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ニューオーリンズ・ペリカンズの一員としてNBAサマーリーグを戦った比江島慎(日本代表/Bリーグ 宇都宮ブレックス)が、同じくサマーリーグでダラス・マーベリックスの一員としてプレイした馬場雄大(日本代表/アルバルク東京)とともに、男子バスケットボール日本代表のメディアデーに出席し、メディアの質問に答えた。

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比江島は、通常ならオフシーズンであるこの時期にサマーリーグに参戦したことで「試合勘はあると思いますし、その意味ではいい調子でここまで来れていると思っています」と、コンディションは整っていると語った。

今後の海外挑戦については、「今年はBリーグでやると決めている」とし、「今年はもう(海外挑戦は)ないです」と断言したものの、サマーリーグに参加したことで8月31日から始まるFIBAワールドカップ、そして来年の東京オリンピックへ向けた大きな収穫を得ることができたようだ。

日本代表は7月20日からワールドカップに向けた第三次合宿を行なっており、比江島も日本代表候補のひとりとして練習に励んでいる。サマーリーグを経験したことで、ワールドカップでも対戦するアメリカのバスケットボールを体験できたことが大きかったと言う。

「(FIBAワールドカップで)アメリカとやる前にアメリカのバスケットを経験できたというのはすごく大きい。アジアやヨーロッパとは違うスピードだったりフィジカルだったり、能力の高いバスケットというものを体験できたのはすごく良かった。そのなかでも、できなかったことのほうが大きいですけど、それでもしっかり代表に生かしてつなげていきたいと思います」。

比江島が参加した今年のサマーリーグには、史上最多となる日本人選手4人が参戦。比江島、馬場のほか、メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太、ワシントン・ウィザーズから日本人初のドラフト1巡目(全体9位)指名を受けた八村塁を含む4人が参戦し、みんなで食事をともにしたという。そのなかで、ワールドカップについて話をし、チェコ、トルコ、アメリカと戦う予選グループ突破は可能であるという自信を得たようだ。

「彼ら(八村塁と渡邊雄太)にも『予選突破できる?』 とか『トルコに勝てる?』 って聞いたんですけど、『必ず勝てる』と言っていた。僕もそう思っていたんですが、彼らの自信というのは素晴らしかった。彼らとならそれを成し遂げられると思ったので、代表でもしっかりがんばっていきたい」。

日本代表は7月30日に代表候補を発表し、8月1日から名古屋で合宿を行なう予定。代表候補は13名に加えて7月22日まで台湾で行なわれていたウィリアム・ジョーンズカップ出場選手のなかから5名の計18名が選出される予定となっている。

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