プレイオフもこの段階を迎えると、大幅な変更というのは数少ない。レギュラーシーズンで4回対戦した同地区のライバル同士が第5戦に臨むとなれば、残されたミステリーなど存在しないのだ。オクラホマシティ・サンダーとポートランド・トレイルブレイザーズのコーチやスタッフは、互いのプレイや選択肢を知っている。
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今は、プレイを実践し、バスケットにボールを入れなければいけない。4月23日(日本時間24日)のポートランドでの第5戦で、サンダーはその両方を相手よりも高いレベルでこなす必要がある。
サンダーのビリー・ドノバン・ヘッドコーチは「今の我々にできるすべては、映像を見て、いくつか修正や調整をし、第5戦に向けて準備を整えることだ」と述べた。
「我々はロードで戦わなければならない。そしてもちろん、攻守両面でより良いプレイをしなければいけないんだ」。
ブレイザーズはここまでの4試合で、デイミアン・リラードとCJ・マッカラムが2人合計で平均55得点を記録している。それ以上に目立つのが、3ポイントショットが67本中32本成功の成功率47.8%であることだ。
一方、サンダーは4試合の3P成功率が平均30.8%。また、より良いショットを打つこともできた。第4戦では、ペイント外からの2ポイントショットが18本だったが、その多くがショットの前にパスがないもので、速攻からの3P成功率も25.9%。コーナーからの3P成功率は40.8%だった。
ドノバンHCも第4戦について「ボール回しが良かったとは思わない」と述べている。
「(リラードやマッカラムは)ショットを決めてくるのに対し、我々は似たようなショットを決められていない。そういうショットを落としている時は、もっと良いショットをつくり出せたかもしれない」。
NBAのプレイオフの歴史において、1勝3敗から逆転でシリーズを制した12番目のチームになるには、今後の3試合で勝たなければいけない。
ドノバンHCは「試合中に流れをつかんだら、それをつかんでおきたいものだ。流れを失ったら、いかに素早くそれを止められるかだよ」と述べた。
「そういう試合になっていくだろう。だから、その流れをコントロールできるようでなければいけない」
「攻撃ではできるだけ効果的でなければいけない。ファウルをしてはいけないし、オフェンシブリバウンドをあきらめない。そういった小さなことが大切だ」
「我々は、そういう状況をうまくコントロールしなければいけない」。
原文: Make or Miss: Thunder Needs Scoring to Avoid Elimination – OU Medicine Game Day Report: OKC at POR Game 5 by Nick Gallo/Thunder.com(抄訳)
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