マジックのスティーブ・クリフォードHCが新型コロナ陽性

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オーランド・マジックのスティーブ・クリフォード・ヘッドコーチが、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が見つかり、NBAの安全衛生プロトコルに従って当面の試合で指揮を執れなくなった。4月25日(日本時間26日)、『AP』が報じている。

マジックは25日(同26日)のインディアナ・ペイサーズ戦からアシスタントコーチのタイロン・コービンが代わりに指揮を執る。クリフォードHCの復帰時期は未定。通常、検査で陽性と判明した者は、復帰まで最低10日を要する。1週間の離脱でも、5試合は指揮を執ることができない。

クリフォードHCは「私は十分に健康で、何かしら助けられればと願っています」と話した。

「でも同時に、私は幸運でもあります。私にはベテランのスタッフたちがいるからです」。

『AP』によると、クリフォードHCはモデルナ社ワクチンを2回接種。だが、2回目の接種が22日(同23日)だったため、完全に接種完了した状態とみなされない。同日の検査で陽性反応が見つかり、翌23日(同24日)の2つの検査は陰性結果だったが、24日(同25日)の検査で再び陽性反応が見つかっていた。そして再度の検査で陽性結果が出たため、プロトコルに従うことになった。

クリフォードHCはシャーロット・ホーネッツ時代の2017-18シーズンに睡眠不足による問題で21試合を欠場。2020年3月に敵地でのミネソタ・ティンバーウルブズ戦で試合中に脱水症状によるめまいで退場するなど、健康面の問題があった。だが、本人は発熱なしと明かし、「100%元気」と話した。

代わりを務めるコービンは、前述のウルブズ戦でも代役をこなしており、ユタ・ジャズでの4シーズンや2014-15シーズンのサクラメント・キングスで一時指揮を執った経験を持つ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ