1年目から活躍したルカ・ドンチッチとトレイ・ヤングは、2019-20シーズン第1週目から好調を維持している。両選手共にレベルアップした姿を披露し、双方のチームは開幕2連勝を飾った。
ダラス・マーベリックスのドンチッチは、10月25日(日本時間26日)に行なわれたニューオーリンズ・ペリカンズ戦で25得点を含むトリプルダブルをマーク。ワシントン・ウィザーズと対戦した開幕戦でも34得点を記録し、21歳未満の選手としては開幕戦でNBA史上最多得点を決めた。また、21歳未満で達成したトリプルダブルの回数も、マジック・ジョンソン(7)、レブロン・ジェームズ(5)を上回る歴代最多の9回という数字を残している。
アトランタ・ホークスのヤングも、開幕からの2試合で合計77得点、18アシストを決め、未来のバスケットボール殿堂入り候補と呼ばれるだけのスタッツを残している。開幕からの2試合で合計75得点、15アシスト以上を記録した選手は、リーグ史上ヤングのほかにラリー・バードとラッセル・ウェストブルックしかいない。
2試合を終えた時点でのスタッツは、ヤングが平均38.5得点、7リバウンド、9アシスト、ドンチッチが平均29.5得点、9.5リバウンド、6.5アシストだった。
2018年のドラフト全体3位でホークスから指名されたドンチッチの交渉権は、ヤングの交渉権と交換でマブスにトレードされた。両選手は2018-19シーズンの新人王を争い、最終的にドンチッチが受賞した。
昨季を通して何かと比較された2人だが、2020年代を代表する選手になるだろう。お互いをリスペクトし合う彼らは、これからもライバルとして見られる。
もう新人王を争うことはないにしても、いつかシーズンMVPを争うときがやってくる。
だが今は、彼らが躍進を遂げる2年目が見られることに感謝すべきなのかもしれない。
原文:Luka Doncic, Trae Young start sophomore seasons right where they left off by Khari Arnold/NBA.com(抄訳)