8月22日、さいたまスーパーアリーナにて日本代表とアルゼンチン代表が『International Basketball Games 2019』(バスケットボール日本代表国際試合)で対戦し、日本の八村塁(ワシントン・ウィザーズ)が23得点、7リバウンド、5アシストと活躍した。
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試合は93-108で日本の敗戦となったが、日本は一時最大17点差をつけられながらも、猛反撃を見せ、一時は逆転する粘り強さを見せた。最終的には15点差がついてしまったものの、点差以上に収穫のある試合となった。
八村は「最後のほうで相手の経験が出てやられてしまいました」と、世界ランキング5位の強豪とのチームとしての経験の差について語った。
「今日みたいな試合は忘れないで、しっかりと今後に活かしたいです。(アルゼンチン代表は)見ていてもすごい落ち着いていて、やってても余裕があるようなプレイをしていました。僕らもそういうところは、しっかりと学んでいかないといけないなと思いました」。
SHEESH, RUI! 🇯🇵🇯🇵🇯🇵@JAPANBASKETBALL x @rui_8mura pic.twitter.com/EXv0PUJPgs
— Washington Wizards (@WashWizards) August 22, 2019
アルゼンチン代表はルイス・スコラ、ニコラス・ブルシノ、ニコラス・ラプロビトラ、パトリシオ・ガリノといったNBA経験のある選手が4人出場。八村はそういった選手たちとのマッチアップに対しても、「問題ないです」と試合後に自信をのぞかせた。
ヒューストン・ロケッツ、フェニックス・サンズ、インディアナ・ペイサーズ、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツでNBA通算743試合に出場しているスコラは八村について、「彼はとても良い選手で、素晴らしい才能を持っている」とその活躍に太鼓判を押した。
「とても良い選手になれると思う。優れたアスリートで、3番(スモールフォワード)も4番(パワーフォワード)もプレイできる。NBAではロング・ツー(長距離の2点ショット)が嫌われる傾向にあるので、今のミッドレンジゲームを3ポイントラインまでしっかり伸ばす必要はある。それができれば、素晴らしい未来が待っていると思うよ」。