ロサンゼルス・レイカーズは6月24日(日本時間25日)、新ヘッドコーチにJJ・レディックが就任したことを発表した。球団29人目、ロサンゼルスでは25人目の指揮官となる。
バスケットボール運営部バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカは、「レディックをロサンゼルス・レイカーズの次のヘッドコーチとして紹介できることをうれしく思います」と話した。
「徹底した選考プロセスの末に、JJとチェルシー夫人、2人のご子息をレイカーズファミリーに歓迎でき、これ以上なく誇らしく思っています。JJは競争心あふれる競技者であり、素晴らしいバスケットボールIQを持ち、選手を活発にし、ファンを興奮させるモダンなバスケットボールを理解しています。その厳しい分析ですぐにロスターに新たな機会をもたらしつつ、長期的な選手育成の土台を築いてくれるでしょう。非常に献身的に革新やゲームの進化に取り組み、発展し続けるリーグの最前線にとどまろうとしてくれるはずです。バスケットボールの才覚だけでなく、JJは人に配慮でき、純粋な共感力を持つ人で、現在の選手たちと関係を築くのに非常に重要なことです。レイカーズのバスケットボールにとってエキサイティングな時です」
40歳のレディックは2006年から2021年までNBAで15年にわたってプレイ。ダラス・マーベリックス、ニューオーリンズ・ペリカンズ、フィラデルフィア・76ers、ロサンゼルス・クリッパーズ、ミルウォーキー・バックス、オーランド・マジックに在籍した。15シーズンのうち14シーズンでプレイオフを経験。レギュラーシーズンでは940試合に出場し、平均12.8得点を記録している。通算3ポイントショット成功率は41.5%。3P成功1950本はNBA歴代20位の数字だ。
レディックは「世界で最も成功してきた象徴的な球団のひとつであるロサンゼルス・レイカーズに加わることができ、非常にうれしく思っています」と述べている。
「この機会はすべて、選手やチーム、球団に奉仕することです。ジーニー・バス、ペリンカ、そしてレイカーズのフロントオフィス全体に最大限の感謝をしたいと思います。各地のレイカーズファンのために優勝を競うバスケットボールをお届けし、レイカーズの素晴らしい歴史とレガシィ(遺産)に基づいて築いていくことにまい進するのが目標です。革新的なベテランスタッフたちに囲まれ、個々の選手を成長させ、チームのポテンシャルを最大限に発揮すべく、たゆまぬ仕事をしていくことをうれしく思います。家族と私はこの人生の新たなチャプターをこれ以上なくうれしく思っており、活気あるロサンゼルスのコミュニティに加わることを楽しみにしています」
2021年9月21日(同22日)に引退を発表してすぐに『ESPN』のアナリストとなり、最近では同局メインの中継メンバーとなっていた。また、レディックは『ThreeFourTwo Productions』の共同設立者で、『Mind the Game』、『The Old Man and the Three』と、2つのポッドキャストを配信している。後者はレブロン・ジェームズと共同でホストしているポッドキャストだ。
レディックはデューク大学での4シーズンを経て、NBAドラフト2006でマジックに全体11位で指名された。
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