ペリカンズでの再スタートを心待ちにするロンゾ・ボール

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ロンゾ・ボールは、ロサンゼルス・レイカーズからニューオーリンズ・ペリカンズにトレードされたとき、驚かなかった。ボールは『ESPN』に「正直に言うと、興奮した」と、トレードについて語っている。

📺 NBAサマーリーグ2019配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)

「誰かがトレードされるのはわかっていた。アンソニー・デイビスが(レイカーズへの)移籍を強く希望していたのは知っていたし、彼のような選手を獲得するためなら、やるべきことをしないといけない。だから、その瞬間を待っていた。それに、気心の知れたBI(ブランドン・イングラム)とJHart(ジョシュ・ハート)と一緒だったからね。自分たちに何ができるか楽しみ」。

「ルーキーだった頃は、(トレードされたら)悲しい気持ちになるだろうなと、周りに話していたんだ。自分はロサンゼルス出身だし、家族もLAに住んでいて、レイカーになりたかったわけだからね。でも、このリーグで2年もプレイすると、これはビジネスということがわかる。プレイできるだけでありがたい。早く仕事がしたいよ」。

足首の負傷により今年の1月から実戦を離れているボールは、2週間以内に接触ありの練習に参加する許可が下りると見られている。ペリカンズにはドリュー・ホリデー、ドラフト1位ルーキーのザイオン・ウィリアムソン、契約間近と言われているJJ・レディックらタレントが多く揃っている。特にウィリアムソンは、パスを優先させるボールのスタイルに足りない部分を補ってくれる完璧な相棒と言えるだろう。

ボールは、ウィリアムソンについて「あれだけのサイズで、動ける選手なんて見たことがない」と話した。

「まだ19歳だよね? 間違いなく飛び抜けた選手だよ。今まで彼のような選手は見たことがない。あのスタイルで、勢いもあるだろうから、彼を抑えるのは大変。僕たちは速いプレイをして、できるだけ速く仕掛けないといけないね」。

才能ある選手をロスターに揃えたペリカンズは、周囲の予想より早く戦えるチームになれる可能性を秘めている。ボールは、改めて自分のスキルを証明する完璧な機会になると信じている。

彼は、レイカーズ時代について「けがもあって、上手くいかないこともあった」と振り返った。

「いろいろな障害があっても、前に進まないといけない。リーグで2年プレイして、ニューオーリンズでの3年目を楽しみにしている。新たなスタートを切って、自分の力を証明したい」。

「ニューオーリンズも自分の獲得を喜んでくれている。早くスタートしたい。チームが変わって、環境も変わって、新たな球団、コーチ、いろいろと変わる。リフレッシュになるね。自分が知っている自分のバスケットボールをプレイする」。

原文:Lonzo Ball eager for 'fresh start' with Pelicans by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ