10月15日(日本時間16日)、ポートランド・トレイルブレイザーズのオーナー、ポール・アレン氏が死去したのを受け、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが声明を発した。
シルバーは、NBAの拡大や国外市場に足跡を残すうえで貢献したアレン氏を「貴重な声」だったとし、「ビジネス、慈善活動、そしてスポーツにおいて、ポール・アレンは最高の先駆者だった」と称賛している。
「NBAで最も在任期間が長いオーナーの一人として、ポールは大小さまざまなリーグに関するあらゆる問題に目を向け、展望してきた。委員会の仕事にも惜しみなく時間を割き、その専門知識で国際的なリーグの成長や新たな技術導入につながる土台を築くことに貢献してくれた。思い込みや通念に挑む貴重な声だった。彼がいない中で新シーズンを迎え、我々はその不在を強く感じることになるだろう。ご遺族やご友人、ブレイザーズ球団全体にお悔やみを申し上げる」。
熱狂的なスポーツファンだったアレンは、1988年に7000万ドル(約78億4000万円)を投じてブレイザーズを買収した。以降、ブレイザーズは勝率56.2%を記録し、19シーズンでプレイオフに進出。1990年、92年と、NBAファイナルに2回進出した。
アレンはブレイザーズ以外にも、NFLのシアトル・シーホークスを所有し、MLSのシアトル・サウンダーズの共同オーナーでもあった。
We miss you.
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年10月15日
We thank you.
We love you. pic.twitter.com/rxkn1IjJ0R
Paul Allen will never be forgotten. He was a great owner, an amazing leader and a truly wonderful person. I'm forever grateful that we got to share so many great moments together. His passion and dedication will be deeply missed. My heart goes out to his family and friends.
— LaMarcus Aldridge (@aldridge_12) 2018年10月15日
You made the world a better place and changed the life trajectory of so many. Deepest condolences to your family and loved ones 🙏🏽 https://t.co/hvQkpUTPu2
— CJ McCollum (@CJMcCollum) 2018年10月16日
原文: Long-time Portland Trail Blazers owner Paul Allen dies at 65 by NBA.com(抄訳)
🏀 NBA 18-19シーズンをRakuten TVで楽しもう