NBA、中小企業支援にリーガルズーム社と提携

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10月14日(日本時間15日)、NBAと法律・コンプライアンスサービスのオンラインプラットフォーム大手リーガルズーム・ドットコム社は、600万ドル(約6億8000万円)の補助金とリーガルズーム社のサービスで全米の多くの中小企業を支援する地域活性化案「Fast Break for Small Business」の創設から始まる複数年のパートナーシップを発表した。

「Fast Break for Small Business」は、マイノリティーや女性、移民、LGBTQ+の人々が直面しがちな障壁を取り除くことで、中小企業の経営や成長に必要な資金やその他の重要なリソースを提供する初のプログラムだ。

NBAとリーガルズームは関係団体と密に連携し、採用プログラムにおいてパンデミックに特に影響を受けた申請者を支援する。また、黒人の若者へのキャリア促進・経済的機会の提供を目的に昨年発足されたNBA基金は、現在40にのぼる補助金受領者と提携し、起業支援、職業訓練、専門家指導を受ける機会を提供することで、「Fast Break for Small Business」の普及促進をはかる。

NBAオールスターやWNBAコミッショナーカップ、NBA Gリーグのウィンターショーケースといった主要イベントで、リーガルズームはアソシエイト・パートナーとして、「Fast Break for Small Business」プログラムと、その目的である不公平の解消に向けた対話の促進に取り組む。

NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、「リーガルズームとのパートナーシップは、歴史的に疎外されてきたコミュニティーの経済的機会を増やす我々の取り組みを大きく広げます」と話した。

「我々はともに、マイノリティーによる中小企業が直面している課題の多くに直接取り組み、起業家に重要なリソースを提供していきます」。

「Fast Break for Small Business」のアンバサダーを務める殿堂入りのレジェンド、グラント・ヒルは「全国の中小企業はまさに、アメリカ人としての私たちの心と魂です。国の活力のもとである彼らは現在、厳しい時期にあります」と述べた。

「私自身、中小企業の経営者が抱える課題や困難を直接知っています。ですが私は、成功するために必要な回復力、タフネス、そして献身にも感銘を受けています。彼らを支え、サービスを提供できるのは、素晴らしく、我々全員が誇るべきことです」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ