レブロン・ジェームズ、キング牧師の日に人種差別を語る

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クリーブランド・キャバリアーズとゴールデンステイト・ウォリアーズの対戦は、常に特別な意味合いを持つ。だが、1月15日(日本時間16日)がマーティン・ルーサー・キングJr.牧師の誕生日なのは、レブロン・ジェームズにとってさらに意味のあることだ。

『ESPN.com』によると、ジェームズは15日、「人種差別国家は決してなくならないだろう。だが、我々人間がそれに征服されることは許されない」と述べた。

「それによって我々が分断されることは許されない。支配するあの人間は、人々とネガティブな人種差別に、恐れを抱かずに率直に物を言う機会を与えた。それこそが僕らにとって恐ろしいことだ。彼は人々がネガティブなことをするのに自信を持たせてしまった」

「それらによって、僕らが団結を続けることを止めたり、愛したり、笑ったりといった言葉を説くことを止めたりされてはいけない。僕らは別のところで生きたいかい?僕はそう思わない。僕らはこの場所を愛しているはずだ」。

ジェームズは以前からドナルド・トランプ大統領に反していることを隠しておらず、15日もそれは変わらなかった。また、キング牧師を称え、人種差別や圧力と闘ったことにも言及している。

ジェームズは「僕ら全員が自由に生きられるように、声をあげられるようにと、彼は改善のために自分の人生を諦めた。肌の色や何者なのか、体型といったことにかかわらず、自由にいられるようにと、彼はビジョンを持っていた。そして、我々全員のために彼は撃たれた」と述べた。

「文字通り、彼は撃たれたんだ。誰かは僕らを分断しようと試みているが、ここにいる僕たちにとって、今日という日は、いかにアメリカという国がつくられ、僕ら全員がひとつになるために団結しなければいけないかを認識する素晴らしい日だ」。

ジェームズは「彼が誇れるようにしたいと思う」と、バスケットボールをポジティブな形で生かし、キング牧師に敬意を払いたいと願っている。

「彼が僕たちに与えてくれたこと、ああいった自信や力を与えてくれたことを話すだけでも本当に大事なんだ。彼は、個人として以上の何かのために生きることができた。だから、彼が誇りに思えるような人間のひとりでありたい。天から見守ってくれる彼が誇れるような人間でいたい」

原文: LeBron James says we cannot let racism 'conquer us as people' by Sporting News(抄訳)​


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