レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス欠場の可能性に「挑戦への準備はできている」

Jacob Camenker

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ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは、6月1日(日本時間2日)に行なわれるフェニックス・サンズとのNBAプレイオフ2021 ウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド(1回戦)の第4戦に出場できるか微妙だ。デイビスは第4戦でそけい部を負傷し、試合途中で退場。コートに戻らなかった。2勝2敗のシリーズタイで迎える大事な第5戦を欠場するとみられる。

デイビスが出場できなくても、レイカーズはまだサンズを倒すチャンスがあると自信を抱いている。だがそのためには、レブロン・ジェームズがけん引する必要があるだろう。

そして、ジェームズはその準備ができているようだ。

『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者によると、ジェームズは第4戦の試合後に「こういう両肩になったのには理由がある」と話した。

「だから、乗り越えるために僕がもっとやることが必要なら、それでいい。勝とうが、負けようが、引き分けでも、自分は挑戦への準備を整える」。

ポストシーズンに入り、ジェームズは1試合平均21.8得点、7.3リバウンド、8.5アシストを記録している。平均21.8得点はプレイオフ・シリーズで自身2番目に少なく、ダラス・マーベリックスと第6戦まで戦った2011年ファイナル(17.8得点)に続く数字だ。

それでも、これからジェームズが向上する余地があるのは確かだ。特に、デイビスが欠場しなければならない場合に、その得点力を補おうと意気込んでいる。

レイカーズのフランク・ボーゲル・ヘッドコーチが話したように、ジェームズがよりボールを持つようになると、対戦相手にとって悪く働く傾向にある。

ボーゲルHCは「かつてマイアミ・ヒートと対戦した際、(ドウェイン)ウェイドも(クリス)ボッシュもいないのは、レブロンがボールを持つ回数が増えることを意味していた」と話した。

「そしてそれは、私が率いたインディアナ・ペイサーズにとって必ずしも良いことではなかったんだ」。

デイビスがいつ健康になるかは、すぐに分かる。だが、デイビスが離脱している限り、ジェームズはその伝説的キャリアにおいて初となるファーストラウンド敗退を避けるべく、その負担を背負おうとするだろう。

原文: LeBron James 'ready for the challenge' of replacing Anthony Davis if injury leaves Lakers shorthanded by JACOB CAMENKER/Sporting News.com(抄訳)


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Jacob Camenker first joined The Sporting News as a fantasy football intern in 2018 after his graduation from UMass. He became a full-time employee with TSN in 2021 and now serves as a senior content producer with a particular focus on the NFL. Jacob worked at NBC Sports Boston as a content producer from 2019 to 2021. He is an avid fan of the NFL Draft and ranked 10th in FantasyPros’ Mock Draft Accuracy metric in both 2021 and 2022.