11月5日(日本時間6日)にユナイテッド・センターで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対シカゴ・ブルズの一戦は、レブロン・ジェームズが30得点、11アシスト、10リバウンドの活躍を見せ、レイカーズが118-112で勝利した。
ジェームズはこれで3試合連続でトリプルダブルを達成し、チームも6連勝でリーグ首位に立った。
第2、第3クォーターでブルズが主導権を奪い、最大19点差のリードをつけられたレイカーズの敗戦は濃厚に見えた。しかし80-93で迎えた最終クォーター、開始から16連続得点で逆転したレイカーズは、そのまま勢いを失うことなく見事な逆転劇を完成させた。
右足首のケガから復帰してわずか3試合目のカイル・クーズマは、自身の15得点中11点を最終クォーターで獲得しており、「調子は上がってきている」と述べた。
「段階を踏んでいかないといけないことはわかっている。8月からほとんどバスケットボールをすることができなかったので、今はとにかく忍耐強くプレイすることだ」。
レイカーズ(6勝1敗)はジェームズの他にクイン・クックが17得点、クーズマとアンソニー・デイビスがそれぞれ15得点をマーク。
【動画】レブロン・ジェームズ 3試合連続トリプルダブル| 2019.11.5
一方のブルズ(2勝6敗)は、ザック・ラビーンが26得点、7リバウンド、7アシスト、コービー・ホワイトとオットー・ポーターJr.がそれぞれ18得点を記録したものの、ここ6試合で5敗目を喫した。ラビーンは「この敗戦は痛い」と悔しんだ。
「第4クォーターまでは勝っていた。こういったチーム相手でもプレイできることを見せている。力があることはわかっているんだ。これまでも多くのチーム相手に10、12、16点差を作ってきたが、試合を落としてしまっている。悔しいよ」。