“レブロンの夏”が始まる。
レブロン・ジェームズが、クリーブランド・キャバリアーズとの契約最終年を破棄してフリーエージェントになると『Cleveland.com』が伝えた。FA選手との交渉は、7月1日(日本時間2日)から解禁される。
LeBron James’ agent informed the Cavs he will not exercise his $35.6 million option and thus will become an unrestricted free agent, sources told @clevelanddotcom ... Story coming
— Joe Vardon (@joevardon) June 29, 2018
33歳のジェームズは、来季がNBAでの16年目になる。その内の11シーズンはキャブズでプレイし、2010年から14年までの4年間はマイアミ・ヒートに所属。ジェームズは先日、次の契約先は家族の意見に左右されるところが大きいと話した。
ロサンゼルス・レイカーズが移籍先の候補の一つとされる中、ジェームズはサンアントニオ・スパーズのカワイ・レナードを含め、大物選手たちに連絡を取り、レイカーズで共闘する話を持ちかけているという報道もある。レイカーズ以外にジェームズの獲得に動くと見られているチームには、ヒューストン・ロケッツ、ボストン・セルティックス、フィラデルフィア・76ersらが挙がっている。
移籍を前提に報じられているものの、破棄すると伝えられた契約と同様に、2年契約の2年目にプレイヤーオプションをつける“1プラス1”という形の契約でキャブズに残留する可能性もある。
いずれにしてもFAになることがわかった以上、再びリーグの形を変えてしまいかねないジェームズの決断を待つしかない。
原文:LeBron James opts out of contract with Cavaliers to become free agent, report says by Travis Durkee/Sporting News(抄訳)