レイカーズのレブロン・ジェームズが背番号を6から23に変更 その理由とは?

Dan Treacy

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ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは今週、NBA21年目となる2023-2024シーズンも現役を続行することを明らかにした。しかし、彼のジャージーは過去2年間着用していたものと同じではなくなる。

レイカーズファンが心配する必要はない。ジェームズが変えるのは背番号だけだ。6番ではなく、もともと着用していた23番を付けて、彼は新しいシーズンを迎える。

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ジェームズは当初レイカーズで23番を着用していたが、2021年に6番に変更。23番を付けてレイカーズで優勝を果たしたジェームズだが、6番を付けたここ2シーズンは、フランチャイズにとって不運な時期もあった。背番号を変えることで、ジェームズとレイカーズに幸運は訪れるのだろうか。

ここでは、ジェームズが背番号を23に戻す理由を紹介する。

なぜレブロン・ジェームズは背番号を変えるのか?

ジェームズが背番号を6番から23番へと自主的に変更するのは、2022年7月31日(日本時間8月1日)に亡くなったビル・ラッセルの功績をたたえ、同年NBAがリーグ全体で6番を永久欠番にしたからだ。

NBAのルールでは、ジェームズをはじめ、すでに6番を付けている選手はそのまま6番を着用し続けることが許された。ジェームズのエージェントであるリッチ・ポールによると、ジェームズは「ビル・ラッセルに敬意を表して」(6番から23番に変更するという)決断を下したという。

ジェームズは昨年9月に『ESPN』の取材に対し、6番を付けるかどうか決断を迫られていることをほのめかし、こう話していた。

「今シーズン僕が6番を着用できるということは(意味があって)、この先も6番を付け続けるかどうかはわからないけど、でも今は、(ラッセルに)敬意を表して着用するつもりだ。6番を付けることは僕にとって重要な意味があるんだ」

ジェームズは、2020年のレイカーズが優勝したときを含め、レイカーズでの最初の3シーズンは23番を着用していたが、ここ2シーズンは6番を着用していた。2021年、チームメイトのアンソニー・デイビスのために23番を譲り、6番に変えたのだが、デイビスは現在3番を付けている。

2023-24シーズンは、ジェームズにとって23番を付ける15シーズン目になる。

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レブロン・ジェームズの歴代背番号

長いキャリアの中でレブロン・ジェームズが背番号を変えるのは4度目だ。

背番号 期間 所属チーム
23 2003-10 クリーブランド・キャバリアーズ
6 2010-14 マイアミ・ヒート
23 2014-21 キャバリアーズ、レイカーズ
6 2021-23 レイカーズ
23 2023-現在 レイカーズ

ジェームズは高校時代の背番号23をNBAでも使い続け、クリーブランド・キャバリアーズでの最初の7シーズンすべてでこの番号を付けていた。2010年にマイアミ・ヒートに移籍すると、心機一転、背番号を6に変更。ヒートで優勝した2シーズンとも6番を付けていたが、再びキャバリアーズに戻った際に23番に戻した。

レイカーズ入団したジェームズは、23番を着用し続けることを選んだ。2020年には、デイビスが23番を付けられるように6番に変更しようと試みるが、6番のジャージを入荷するのに十分な時間がなかったため、1年待たなければならなかった。2021年、ジェームズが6番に変更する頃には、デイビスはレイカーズ移籍当初から着用していた3番をそのまま使うことに決めたのだ。

巡り巡ってジェームズは、NBAのキャリア21シーズン中15シーズン目となる背番号「23」を再びまとうことになる。

原文:LeBron James jersey number: Why Lakers star is switching from 6 back to 23
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc

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Dan Treacy

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Dan Treacy is a content producer for Sporting News, joining in 2022 after graduating from Boston University. He founded @allsportsnews on Instagram in 2012 and has written for Lineups and Yardbarker.