プレイオフ・シリーズ第7戦に強いレブロン・ジェームズ

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レブロン・ジェームズがプレイオフ・シリーズ第7戦でプレイする。これを上回る状況はない。

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ジェームズのクリーブランド・キャバリアーズは、5月25日(日本時間26日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行われたボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス・ファイナル第6戦に109-99で勝利し、シリーズを第7戦に持ち込んだ。今季のプレイオフではホームで全勝しているとはいえ、ブラッド・スティーブンズ・ヘッドコーチのセルティックスにとっても、第7戦という状況でジェームズを迎え撃つのは大きな試練だ。

ジェームズは過去プレイオフの7シリーズで第7戦を戦い、5勝2敗という成績を残している。直近ではインディアナ・ペイサーズとのファーストラウンドも第7戦までもつれ、4月29日(同30日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれた同試合でジェームズは45得点の大活躍を見せ、キャブズが105-101で勝利した。また、2016年のNBAファイナルでは、ジェームズのキャブズが敵地で行なわれた第7戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに93-89で勝利し、球団史上初優勝を成し遂げてもいる。

ジェームズが最後に敗れたプレイオフ・シリーズの第7戦は、2008年5月18日(同19日)にTDガーデンで行なわれたセルティックスとの一戦まで遡らなければならない。

ジェームズが第7戦に強いのは、過去のスタッツを見ても明らかだ。第7戦という状況で、ジェームズは平均34.9得点、フィールドゴール成功率48.4%を記録している上に、8.0リバウンド、4.5アシストという数字が示す通り、彼は第7戦でアグレッシブにプレイする傾向が強い。

ジェームズが過去にプレイした第7戦でのパフォーマンスは以下の通りだ。

キャブズ対ピストンズ/2006年5月21日(同22日)
スコア:ピストンズ 79-61 キャブズ
ラウンド:イースタン・カンファレンス・セミファイナル
レブロン・ジェームズ:27得点(FG24本中11本成功)、8リバウンド、2アシスト

キャブズ対セルティックス/2008年5月18日(同19日)
スコア:セルティックス 97-92 キャブズ
ラウンド:イースタン・カンファレンス・セミファイナル
レブロン・ジェームズ:45得点(FG29本中14本成功)、5リバウンド、6アシスト

セルティックス対ヒート/2012年6月9日(同10日)
スコア:ヒート 101-88 セルティックス
ラウンド:イースタン・カンファレンス・ファイナル
レブロン・ジェームズ:31得点(FG21本中9本成功)、12リバウンド、2アシスト

ペイサーズ対ヒート/2013年6月3日(同4日)
スコア:ヒート99-76 ペイサーズ
ラウンド:イースタン・カンファレンス・ファイナル
レブロン・ジェームズ:32得点(FG17本中8本成功)、8リバウンド、4アシスト

ヒート対スパーズ/2013年6月20日(同21日)
スコア:ヒート 95-88 スパーズ
ラウンド:NBAファイナル
レブロン・ジェームズ:37得点(FG23本中12本成功)、12リバウンド、4アシスト

キャブズ対ウォリアーズ/2016年6月19日(同20日)
スコア:キャブズ 93-89 ウォリアーズ
ラウンド:NBAファイナル
レブロン・ジェームズ:27得点(FG24本中9本成功)、11リバウンド、11アシスト

ペイサーズ対キャブズ/2018年4月29日(同30日)
スコア:キャブズ 105-101 ペイサーズ
ラウンド:イースタン・カンファレンス・ファーストラウンド
レブロン・ジェームズ:45得点(FG25本中16本成功)、8リバウンド、7アシスト

原文:LeBron James in Game 7s is a scary, scary sight by Bill Bender/Sporting News(抄訳)

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