今季序盤から苦戦してきたクリーブランド・キャバリアーズだが、敵地での直近3試合に勝って3連勝を記録している。
レブロン・ジェームズによれば、4試合続いた遠征で好成績を残せた要因は、試合後にチーム専用機で次の試合地に即移動するのではなく、ホテルに1泊したことだという。
『ESPN』は、32歳のジェームズが「僕たちは年寄りだから」と語ったと伝えた。
「試合が終わって一夜滞在できるなら、そうしないといけない」。
平均年齢30.3歳という点を除いたとしても、コートで2、3時間も激しい運動をした選手には休養が必要だ。キャブズのスティーブ・スパイロ・ヘッドアスレティックトレーナーによれば、著しく体力を消耗したアスリートにとって、最高の回復方法は睡眠だという。
スパイロは「回復にとって最も重要なのは、睡眠です」と言う。
「睡眠以上の方法はないですね。世界中の最新テクノロジーを使うことはできても、彼らのように、試合、移動、練習、個人練習などで身体を酷使している選手にとっては、睡眠がパフォーマンスに与える影響は大きいです。それは間違いないので、睡眠に関する正しい知識は必要ですね」。
敵地遠征初戦となった11月9日(日本時間10日)のヒューストン・ロケッツ戦には113-117で敗れたが、キャブズは続くダラス・マーベリックス戦、ニューヨーク・ニックス戦、シャーロット・ホーネッツ戦に勝利して3連勝をマーク。連勝期間中、チームは試合後に専用機で移動するのではなく、ホテルに戻って1泊し、睡眠を取った。
原文:LeBron James credits win streak to staying overnight during road games by Gabrielle McMillen/Sporting News(抄訳)