ロサンゼルス・レイカーズに加入してまだ3週間。レブロン・ジェームズはレイカーズでの1年目がどのようになるかを予想していないという。だが、チームメイトたちには自身と同じ努力をする準備を整えておくように求めた。
自身の財団が設立した学校「I Promise School」のお披露目で、ジェームズは「みんな僕のことを知っているだろう。優勝する習性というのは、優勝をもたらしてくれるという意味じゃない」と話した。
「毎日素晴らしい練習をするということだ。僕は自分だけじゃなく、チームメイトたちにもそれを期待している」。
ジェームズは、オーナーのジーニー・バス、バスケットボール部門社長のマジック・ジョンソン、そしてロブ・ペリンカGMも、ロスターに同じことを期待しているとつけ加えた。
昨季からレイカーズに残っているのは、ブランドン・イングラム、ロンゾ・ボール、カイル・クーズマ、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ジョシュ・ハート、イビツァ・ズバッツと、ごくわずかの主に若い選手達だ。
ジェームズやラジョン・ロンド、ジャベール・マギー、マイケル・ビーズリー、ランス・スティーブンソン、モリッツ・バグナー、Svi Mykhailiukはみなニューフェイスだ。ジェームズは、共有経験が少ないグループが最初から完璧なスタートを切るなど想像すべきではないと知っている。
ジェームズは「僕らが本当に良くなるまでは、数カ月かかるだろう。それまではそこまで良くないはずだ」と述べた。
「それは、お互いのことを知ってからになる」
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— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2018年7月30日
それでも、MVP受賞4回、歴代得点ランク7位のジェームズは、レイカーズ加入が正しかったと確信している。
クリーブランド・キャバリアーズ、フィラデルフィア・76ers、ヒューストン・ロケッツとの契約について、その是非を検討したジェームズだが、自分と親しい人にとって最高の目的地はロサンゼルスだと決断を下した。
ジェームズは「誰よりも家族と話して、自分の旅路における次のステップはこれだと感じている」と話している。
彼が目指すことの一つは、レイカーズにとって17回目となるNBA優勝だ。ジェームズは、ニューヨーク・ヤンキースやマンチェスター・ユナイテッドのような、世界的な名門と肩を並べるチームには、そういった目標が期待されるべきだと述べた。
「レイカーやヤンキー、マン・ユナイテッドになるのに理由はない。優勝や最高のレベルで勝利を手にすることも考えない」
「大事なのは歴史なんだ」。
原文: LeBron: 'Championship Habits' Expected from Self, Lakers Teammates' by Joey Ramirez/Lakers.com(抄訳)