まだトレーニングキャンプ初日が終わったばかりだが、フランク・ボーゲル・ヘッドコーチは、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのデュオが、このオフに数多く誕生したNBAスーパースター・タンデムよりも上のレベルにあることを実感している。
ボーゲルHCは「誕生したデュオの中でも、我々はベストなペアを擁している」と語った。
「トップ5の2選手、そしてなんでもできる2人だ。私なら、リーグのどのチームが相手でも、彼らをぶつける」。
9月28日(日本時間29日)に行なわれた実戦形式の練習では、先発ラインナップになる可能性があるラジョン・ロンド 、ダニー・グリーン、ジェームズ、デイビス、ジャベール・マギーという組み合わせが見られた。ボーゲルHCは、キャンプ期間中に異なるコンビネーションを試すと話したが、ジェームズとデイビスを可能な限り一緒にプレイさせようとしている。
デイビスは「自分たちのケミストリーが非常に重要になる。僕たちから始まるからね」と答えた。
First practice of the year. Setting the tone. #LakeShow pic.twitter.com/uwtbLAzObh
— Los Angeles Lakers (@Lakers) September 28, 2019
デイビスとジェームズは、お互いに足りない部分を埋められる存在だ。どちらがボールを保持するかに関係なく、彼らは欠けていたパズルのピースのように上手く合わさる。
ボーゲルHCは「彼らは、ボールの保持に関係なく効果的なプレイができる」と言う。
「相手が1人で守ろうとしても、ダブルチームを仕掛けてきても、彼らなら敵のディフェンスを粉砕できる。パスを優先させられる選手でもあるし、オフ・ザ・ボールの動きでも相手を苦しめられる」。
レイカーズで2年目のジェームズは、デイビスの力を最大限に引き出そうとしている。しかし、ゲームプランや戦術を除く部分に関して言えば、チーム全体のトーンを作り出すのも、自分たち2人になることを自覚している。
ジェームズは「あらゆることが自分とAD(デイビスの愛称)が始まって、終わる。自分たちのアプローチがチーム全体に伝わる」と語った。
「コートに立つ全員が、ボーゲルHCとコーチングスタッフの指示を理解する必要がある。それらを副官としてリードできるかは、自分たち次第だ」。
原文:LeBron-AD Duo Sets Tone on Day One of Training Camp by Joey Ramirez/Lakers.com(抄訳)